短編3話からなる物語。一貫して描かれるのは、人生の節目である「卒業」に翻弄される男女。 各話における卒業 第一話 桜花抄 第二話 コスモナウト 第三話 秒速5センチメートル 卒業の意味 第一話の卒業の意味 第二話の卒業の意味 第三話の卒業の意味 全体…
「マルチェロ物語」です。ストーリーは単純です。愛を知らないマルチェロが、愛とは何かを見つけて行く話です。 マルチェロの受けた愛情 マルチェロの顔 思ったより若いデモルネ 当時の感覚 マルチェロの受けた愛情 父親はおらず、母親からも愛情を注がれな…
お蝶夫人が自分が持てる全ての力を以って、ひろみと対戦しようと、蘭子とともに、桂コーチの下、トレーニングしていた際、肉離れとなってしまいひろみとの対戦が不能となってしまった。なぜこのようなことになり、これはどのような意味を持つのであろうか。 …
「エースをねらえ!」は、単純化すれば1人の女性の成功譚となる。主人公はこの場合、岡ひろみである。この場合というより、「エースをねらえ!」の主人公は岡ひろみに決まっている。しかし、岡ひろみの成功過程を見ると、それよりも別な側面が目につく。 1…
「エースをねらえ!」においては、岡ひろみに関わる同世代のテニス人は、全て自らの能力の限界を、ひろみにより知らされる。例外なく全てのテニスプレーヤーがひろみを超えられないことを悟る。これは、お蝶夫人も藤堂も例外なく、というか、お蝶夫人と藤堂…
第13巻127ページで初登場する独特な髪型の幼馴染の織田文生(あやき)ちゃん。 彼女はテニスにおいても恋においても、ひろみのライバルになりうるキャラクターであったのに、物語の展開の中、埋もれ淘汰されてしまった。残念なことである。 貴おにいち…
「エースをねらえ!」…岡ひろみが、本人のみでなく周りの誰も気づかなかった才能を宗方コーチが見出し、色々ありながらも世界に通用するテニスプレイヤーに育っていく話。これ、主人公は、ひろみでも宗方コーチでもなく、お蝶夫人だと言って信じてくれる人は…
第8巻での話。 宝力冴子が何故いばらの道を歩まねばならないのかが分からない。 「エースをねらえ!」の登場人物の中に、努力のいらない、生まれながらの天才がいても良いのにと思う…まあ、ある意味ひろみがそうとも言えるが、それは別として。 宝力冴子の…
「エースをねらえ!」は全18巻である。それぞれの表紙に描かれた人について考えてみる。 各巻で描かれた人 桂コーチが表紙にいないこと 表紙に登場する人とタイミング 第1部と第2部 表紙は依存を表しているのか? 各巻で描かれた人 巻数 描か 1 ひろみ…
藤堂からもらったメダルは、その後どうなったのか。 総論 貰った時期 第12巻ベル・ブラウン戦 第13巻メンバー選手として参加の試合 第16巻表紙 最終第18巻 総論 ひろみは、藤堂からメダルをもらうまで、ペンダントの類は着用していない。これを前提…
「エースをねらえ!」で描かれる女性像を、特にひろみに着目して考えてみる。ただし、少し身に余る内容なので、現時点では内容掘り下げは、全く不完全です。 ひろみの行動パターン ひろみの基本思考(マンガ中の必勝パターン) ひろみの母の挙げたパターン …
日本の茶道・武道には「守破離」という言葉がある。 区分 内容 守 基本を忠実に守る段階 破 基本を臨機応変に破っていく段階 離 基本から解放されより自然な状態となる段階 「エースをねらえ!」においても、これはちゃんと踏襲されている。 「エースをねら…
ひろみを取り巻く男たちは、本当に何も言わずに行動する。不言実行ということだが、自分のために動くのであればそれは構わないが、他者のために動くなであれば、それは全く迷惑なことである。 勝手に盗撮して、勝手に写真コンテストに応募して、勝手に入賞し…
岡ひろみは一人っ子であり、父は岡造園事務所の経営、母は専業主婦(多分)。この家族、なかなか謎である。 娘の成果に対し冷静なのは良いが冷静すぎる コーチの過剰な関わりに対し冷静 コメディリリーフ的キャラクターかと思いきや ゴエモン ひろみのお母さ…
このマンガ、現代の視点で見るとハラスメントや迷惑行為のオンパレードである。 宗方コーチのハラスメント 体罰 セクハラ 脅迫強要 パワハラ お蝶夫人のハラスメント 千葉ちゃんのハラスメント 藤堂さんのハラスメント 岡ひろみのハラスメント 宗方コーチの…