相棒
話が転々とすることを楽しむ回…なのだと思うが、扱っている事件が『相棒』としては軽い部類に入る事件なのに、ちょっと転々としすぎて流し観する視聴者には何が起きているのか分からない回だったのではないかな。しかもラストはファンタジーチックに纏められ…
ほっぺを触ること前提のキャラが引き起こす毒ガス事件回に「その頬に触れるな」というタイトル付けるの安直な気もするけど、それよりもシンプルかつキャッチーで良いという方が勝る、上手すぎるタイトル。 化学メーカー研究員 梶川 TXガスで殺される。しかし…
元日SPの初っ端から『まだらのひも』とか言ってるの何というか地味というか、そこか?みたいなのある…『相棒』は22シーズンまでいってるからだろうけれど何でもありで素敵。 タイトルを今回の物語を直接表すものではなく、その根っこにあるものを指してい…
実験的すぎる22シーズン目の『相棒』。2023年の最後は、殺人事件の犯人と殺害方法は分かっているが、"どうして体格も普通の一般人が、体格の良い若頭を素手で殺せたのか"が分からない事件と来たか。殺人の過程を解き明かすのが今回の謎というのもなかなか…
右京のバス旅。東京から弘前は遠い!バスで同席するというシチュエーションでの物語進行最高!ストーリー自体やトリック?は今回はメインではなく添え物。シチュエーションを楽しむ回だった。 角田課長の愚痴からスタート 角田課長が普段"暇な人"扱いする…
みんな嘘のセリフを吐く。現実なら分かるけれど、推理要素のあるドラマで嘘つきをたくさん出して、そのセリフで視聴者を惑わすのは反則だよね。22シーズンまで続く『相棒』だから出来る手だ。 ゲーム的な進行 嘘つきばかりで推理要素のあるドラマとしては邪…
今回は矢木がコメディリリーフの役なのだろうけれど、その代わりそれ以外の男のゲスト俳優が皆ヤクザ映画から出てきたみたいな犯人顔。その中では優しそうな顔の老舗の親父が犯人だったと。個人的感想としては、クライマックスまで期待値上がったのに、肩透…
指示役の1人の黒沢がアジトでミントを添えたどら焼きを食べなければ、今回の事件解決はなかったということになるのか…と思っていたら、ラストでもっと壮大な食べ物ネタのオチが有った。大河内監察官のラムネ好きネタがオチになるなんて…ビビった。 大河内監…
さすが『相棒』、ストーリーに緩急ついて箸休め的な時間もあって感動的進行だなぁと思ったのだが、ラストのネタばらしで唖然…というか今回は動機やトリックはどうでも良くて、ストーリーの流れが見どころなんだろうな。そもそも容疑者は最初から分かっていて…
スズメバチの強引なストーリー利用。強引すぎるだろ!結局、スズメバチ必要だったの?擬態という方法と結びつけるのに強引すぎやしないか。まあ確かに強引だけれど、スズメバチつながりの話になってはいる。もう少しナチュラルにフレーバー効かせる程度に仕…
『相棒』ってこんなにセリフが多いドラマだったっけ?これでもかってくらいに喋ってて、話がよく分からなかった。 流石の右京も面会謝絶は守る 刑事ドラマでは"面会謝絶とあってもためらわずに入室"みたいなのを見てきたから意外な気もする。しかしこれは…
初回スペシャルだから組織の話になるのは仕方ないか。ただ今回は恋人が失踪した阿佐子という私人がずっと右京と亀山にくっついているから、重々しくなかった。シーズン22にもなると完成度も想像できないくらい天井知らずになってる。 フォーマルな靴だけそこ…
政治を巻き込んだ大袈裟な最終回スペシャルではなく、狭い世界の話なのは良かった。ただ、2話連続は必要だったか?とは思ったし、後半はグダグダだなぁと感じた。壮大な展開はいらないけれど、抑揚なくグダグダなのは最終回としては期待はずれ。ただ、今回の…
遺骨が人質という、改めて誰かが死ぬと言うわけではない謎の事件解決がミッション。不思議な感じだが、観てて楽しい。最終回スペシャルにしては地味目なのがまた良い。 次から次へと配達される"13"からの手紙 今回は、手紙の配達から始まり、こんな手紙…
ちょっと酷い。夢オチを胸を張って使ってきた。正々堂々としすぎだろ。 いきなり意気消沈した感じの右京から始まる なんか声の落胆度合いが強い。ここから、普段の右京ではない、これは亀山主観の右京だ、だからこれは夢オチだ…と視聴者に気付けと言うことな…
説明的なシーンが多く、ラストあたりの盛り上がりもしくはその後の余韻が物足りない。散漫な印象の回だった。ストーリーの流れやトリックは面白いと思うのに何でこうなったという感じ。 1時間ものでは収まらないストーリーなのか、それとも逆にスカスカの中…
冗長な印象の回だった。定点写真についても、せっかく良い素材を得たのに消化不良という感じ。 角田課長、普通に暇かって言ってる 伊丹と亀山も安定の漫才やってるし、いつもの穏やかな毎日という感じで、殺人事件捜査してる。これが特命係の日常。 少年…独…
バラバラに見えたエピソードが、パズルのピースのようにはまっていき、最後全てがつながって解決する…というのは、刑事ドラマの黄金パターンの1つ。しかし今回の物語はパズルのピースがはまるというより、完成したパズルをぶちまける動画を作成して、それを…
前回の絵画切り裂き殺人はストーリーのまとまりを感じなかったが、今回は流れが素直すぎ、まとまりすぎでドキドキが足りない感じで、もっと満足したい…と思っていたら、後半のパズルの組み立ては大満足。犯人の動機は微妙だけれど。殺されることを望む人には…
展開が最初から最後まで相棒的でない感じがする回だった。捜査の途中、関係者にやり過ぎに見えるほど挑発的な聞き込みしてるし、トリックというかオチというか、事件の真実も、破天荒過ぎるし。絵を盗まれているのに贋作を急遽作って展示するか? 椿二輪 こ…
偽装親子の不審な行動は、殺人事件の容疑からの"逃亡"ではなく、その逆で、実の父親探しの"追跡"だったというの、楽しかった。 設定の勢いで押していくストーリーなので、伊丹たちの出る幕は少なかったのは残念だが仕方ない。 亀山家の夫婦喧嘩の原因 食…
元日スペシャル。1月1日に放送というスペシャルさ。スペシャルより1時間で完結するカレーライスの隠し味で息子と分かったり、二重誘拐だったりみたいな『相棒』が好きなのだけれど。面白くないのではなく、単に長くて疲れるということだけなのかもしれな…
非常に滑らかに話が進む。1時間満足できた。 角田課長、最初は特命係に手が足りなかったからと協力を依頼するが途中から傍観者になってる流れが凄く良い。 そして、その展開が滑らかな展開が赤ちゃん誘拐事件で突如超展開になる。誘拐に誘拐で返すって、こ…
今回は、おふざけ回というか荒唐無稽回の位置付けなのかな。ウォーキング大好きマン、うしみつのキョウコ、sashimi…こんな登場人物名だけでもうお腹いっぱいなのに、さらに無茶苦茶過ぎるフリースクールの設定。トドメは小悪党は皆、ナイフを持ち歩いてて、…
一昔、ふた昔前のドラマという感じで始まる伊丹回。しかし話が進むにつれ、関係が見えないバラバラな登場人物が出て来て混乱する。事件を解決するネタ自体に華やかさはないが、犯人が分かるまでの展開は混乱しっぱなし。それもそのはずで、2つの関係ない殺…
中盤までは奇妙な事件で、後に行くほど状況が分かってくる展開。そして中盤に犯人は分かってしまい、今度はどうやって捕まえるんだろ…ってなる。結局、犯人の性癖により逮捕につながると。後半の犯人追い込みは肩透かし感ある。 犯人、砂時計を奪って逃走。…
今回一番の漫才は、中園参事官と内村刑事部長の安定のやり取りに尽きる。 スイートドリーマー バカ高い布団を売る会社…騙されて買ったお年寄りはその布団で甘い夢を見て、会社は、高額の売上げを得て甘い夢を見るということか。 被害者の伊藤は、元お笑い芸…
真犯人?は意外性あるのだけれど、何か頭の中で考えすぎのトリックという感じがする回だった。強引な辻褄合わせがありながら自然体な感じの前回対比、動機と起こした事件のバランスが不自然な感じがするが、しっかり楽しめた。 はじめまして。爆弾犯です な…
今回は話が静かに転々として行き最後に穏やかなまま、どんでん返しを繰り返す。アクションが最小なのがまた良い。前回同様、展開はかなり強引だったけれど、前回の亀山先輩警官の死にまつわる事件より断然好みの展開。 相棒は、初回や最終回の大きな話のスぺ…
今回は、亀山の行為が何やってるのということばかりで追いつくだけで精一杯だった。亀山の行為の意図がさっぱり分からないまま進む形なので。しかし、よく練られたストーリーというより、"意外な結末"を用意して、それに向かって意図的に情報を小出しにし…