Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

2022冬ドラマ

【鎌倉殿の13人】(14)セミの抜け殻の意味

若いというより、幼すぎる者たちの悲劇が仕込まれているの、ドラマの演出とはいえ残酷。歴史上の物語なので、その過程を脚本家がどのように脚色しても、結果は変わらないというのが時代劇の怖いところ。 隠居暮らしの時政の慧眼 時政は、普段は余り考えもせ…

【カムカムエヴリバディ】振り返り

カムカムの3世代ヒロインは、仕事面ではあまり挫折なく成功を収めるが、恋愛面では、想いは成就しながらも、それぞれが異なった苦しみを味わっている。 安子と稔の子孫は自らの道で成功する るいは回転焼屋で一家を支え、ひなたはハリウッドで映画のキャステ…

【カムカムエヴリバディ】最終週 2003-2025

ついに最後の週。クリスマスフェスティバル以外の何かをクライマックスとして終わるのか、クライマックスの後にクールダウン的な後日談があるのかと思ったが、後日談ぽいのが最終週のオープニング曲が流れる前に毎回出てきて面食らうことになる。最終回のみ…

【鎌倉殿の13人】(13)恋愛観の違いは人それぞれ

源頼朝、北条義時、三浦義村の恋愛観の違いと共に、政子と亀の恋愛観の違いが描かれた回だった。 頼朝と亀の関係は「浮気」なのか? 頼朝のしたことは、当時も、「浮気」になるのだろうか。巴御前は木曽義仲の妾であり、この第13話にも登場するが堂々とし…

【カムカムエヴリバディ】第22週 2001-2003

五十嵐がめちゃくちゃカッコ良くなって(但しひなた目線)、再登場したけれど…な感じで、もう五十嵐の登場は終わりかなになった。 一方、アニーの安子度が少しずつではあるが回を追うごとに高まっている。今週の最後第107話には、ほぼ確定と言える状況。 epi…

【となりのチカラ】最終話 最後までおかしいチカラ

最終回なのに開始から全然落ち着く感じがしないの、安定の『となりのチカラ』 「Mukaino Cafe」閉店か? これに対して、 うちのマンションも見られなくなる とか言ってるチカラは、本当にヤバいやつだ。 トラブルメーカー小日向さん 小日向さんが問題行動を…

【ドクターホワイト】特別編 時間切れ感あるオマケ回

遊びと過去放送分の水増しで作られた特別編。 なぜ最終回ではないのか? こういうの、分からない。後日談も含めて本編で良いのに。ただ、やはり過去のシーンの切り貼り感は否めず、1話作るコストは本編とは違うことは分かる。 11話 通常のドラマより回数…

【ミステリと言う勿れ】最終話 混沌とした15分拡大

最終話とは思えない通常モードなの良い。そもそも通常モードが反則的なドラマではあるけれど。 新幹線の中:手紙の謎イラストメッセージからの展開 スルスルスルっと想定外の方向に滑らかに展開していくの、今までと同じで安定の気持ち良さ。一方で内容自体…

【鎌倉殿の13人】(12)鎌倉女子の小競り合い

政子と亀、りく、実衣、そして八重。それぞれが、自分の立場で自分のために色々やっている。政子、亀、りくは、自分のために他者を貶めようとしているのに対し、実衣と八重は、他者に対して悪さをすることは考えてはいない点が異なる。これは実衣と八重のキ…

【カムカムエヴリバディ】第21週 1994-2001

ストーリーはどんどん先に進む。 『ディッパーマウスブルース』で、トミーに会い、ジョーがステージに再度立つ覚悟を示し、トミーのステージのポスターにジョーの名前も出る。そして、あっという間にるいとジョーは、トミーのバンドに伴ってアメリカへ行き……

【ドクターホワイト】最終話 シンプルに盛り上がるクライマックス

シンプルだが力強く盛り上がるクライマックス。初期設定はかなりトンデモなドラマだったが、最終回に来ても、トンデモ展開は変わらないが、個人的には、2022年冬ドラマの中でも、上位のドラマになった。他の同時期のドラマの最終回が余りに酷いというの…

【ミステリと言う勿れ】第11話 最終回に向けた説明回

最終回に向けて、まずは状況説明ということで、我路の一人語りで、羽咋十斗の背景説明が続く。 老刑事備前島さんと女性刑事猫田 別に反目し合っている訳ではなく、微妙な間合いの2人。不思議な信頼感のようなものは、最終回で、より明らかにされるのだろうか…

【恋せぬふたり】最終話 新しい形

離れて暮らすと言う決断をしたことによって、咲子と高橋の間の距離が深まった。恋愛を前提にしない家族になったということか。その時々に対応していけば良いと高橋に言う咲子の考えは、一貫しており、強い。 カズくんの考えるお祝い 何で高橋の家で料理を作…

【鎌倉殿の13人】(11)「許されざる嘘」が沢山出てくる回

第11話のサブタイトル「許されざる嘘」は、義経が義円を騙したことが最大の嘘だろう。また、頼朝に対してそのことを知らないととぼけたことも同じ流れの嘘になる。しかし、この第11話は、許されないか否かはともかく、嘘が沢山出てくる。 阿野全成が実衣…

【カムカムエヴリバディ】第20週 1993-1994

先週からの続き。ジョーがトランペットを構えるも吹けないところから始まり、るいがアメリカに行きたいと言うところで終わるこの流れ。『カムカム』が閉幕に向かって怒涛のクロージングモードに入った。まだ放送予定時間はある。最終回までに五十嵐との再会…

【となりのチカラ】第7話 チカラの言葉が荒くなっている

無茶苦茶な展開になってきた。これまではチカラというキャラは無茶苦茶だったが、ストーリー展開はちゃんとしていたような気がする。しかし、灯もチカラもこれまでとは別人格が出て来て、それが何故なのか分からない。 ただし、事故や病気で最終回近くを盛り…

【ムチャブリ! わたしが社長になるなんて】最終話 ムチャブリしてたのは雛子の方だった

最終回、ストーリー自体がムチャブリ。酷すぎる。感覚的には、小学生が考えたビジネスドラマの最終回という感じ。もうダメ。何が何だかさっぱりわからなかった。そもそもラブコメなのかビジネスものなのかさえ分からない。制作に当たって色々考えていたけれ…

【ファイトソング】最終話 ストーカーに屈した花枝

エレベーターの中と花枝のためのパーティー会場という、共に逃げ場のない場所で告白するという春樹の手法は、まさに他人に対して鈍感な人の悪質さを表現していると言える。これらも含めた春樹の最終回での行動は、ストーカーであって、決して不器用な愛の告…

【恋せぬふたり】第7話 高橋の元カノ登場!という事故

最終回前に、主人公か主人公に近い人物が交通事故に遭ったりするのがストーリー破綻ドラマの定番的展開なのだが、『恋せぬふたり』の場合は、高橋の元カノ登場がそれに当たるのか。しかしこのドラマは別にストーリーの破綻はなかったと思うが。何で突然、最…

【ドクターホワイト】第9話 白夜が医学部進学を志すことを明言した回

陳腐なドラマになってきた。ストーリーが破綻したドラマで多用される、主人公もしくは主人公に近い身近な人が事故・病気で倒れるという典型的展開になってきた。『ドクターホワイト』では、晴汝がその役回りとなるキャラクターに。ただ、ラブコメではなくド…

【ミステリと言う勿れ】第10話 ライカさんとの別れ

ライカさんの謎、解決編。既に仄めかされていたので、謎自体はそれほど意外性はないのだが、それを徐々に明かしていくことと、その流れの中で刑事事件を一つ解決していくので、ストーリーとしてメリハリがつき、意外性も生んだの凄い。 お正月デートでしかな…

【鎌倉殿の13人】(10)人間関係が混乱してきて楽しくなってきた

ぐちゃぐちゃになってきた人間関係。一番は、政子に膝枕をしてもらう義経。何だこりゃ。 ストレートすぎる義経と秀衡 よく言えば純朴、悪くいえば、言動が幼稚。行動がストレートすぎて辛い。後々義経も奥州藤原氏も討たれることになることは仕方ないと思わ…

【逃亡医F】第9話 シンプルなストーリーに謎などない

綺麗に最終回に向かったという感じ。これまでの展開にも複雑なところはなくて、観やすいドラマだった。逃げて出会った人の手術しているだけだから、メインストーリーに複雑なものなど入れる余地がなかったというのが正しいのかな。 烏丸は完全に藤木側認定さ…

【カムカムエヴリバディ】第19週 1992-1993

週の頭は、恋に愛に登場人物の色々な話が出て来る。ひなたと五十嵐、桃太郎と小夜子、破天荒将軍と美咲すみれ、榊原と美咲すみれ、小夜子と吉之丞、一恵と榊原もかな?月曜日は、『愛は勝つ』も流れていたのに、週が進むにつれ、ひなたも桃太郎も榊原までも…

【となりのチカラ】第6話 のぞき依存症が主人公のドラマ確定

とにかく他人のプライベートの覗き見をやめることができず、自己の偏った正義感のまま土足で入っていくスタイルはどうしても共感できない。 向かいのカフェからお隣見てたらさ …っと、サラッと言うチカラ怖い。ホント怖い。のぞきに罪悪感が全く無いと言うこ…

【ムチャブリ! わたしが社長になるなんて】第9話 誰も交通事故に遭わない、それだけで良いドラマ

もう無茶苦茶なストーリー。何が起きても驚かない…という感じが、最初から続いてる。ビジネスコメディとして観れば良いのだが…雛子の言動が、やはり何で社長なの?という思いが続いて無くならない。 お腹が空くし寒いし なんだこの浅海社長のセリフ。何か急…

【ファイトソング】第9話 慎吾回だから春樹は最小限の登場…だがインパクト大

春樹と花枝の似たシチュエーションのすれ違い展開が、途中と最後にあり、その間に花枝を想う慎吾の葛藤が丁寧に描かれる構成。慎吾回になっているが、主役にはなれないサブキャラであることを描いている。逆に、これで慎吾に関する話は終わりで、後は春樹と…

【ドクターホワイト】第8話 堂々の真壁先生回!

もう第8話で、かなり真実に近づいてきているはずなのだが、何が闇なのか分からない。変な組織の話が出てきているが、白夜自体はほのぼのBGMモードで、プロファイリングの時だけ覚醒している感じで始まるの良い。しかも、1話完結の症例は今もちゃんと守…

【ミステリと言う勿れ】第9話 嘘をつく人、嘘をつかないかもしれない人

今回は、いつのまにか終わっていた。感想とか考察とか、そういうのが浮かぶ前に。 風呂光の自分でやる感 ガレージに久能と閉じ込められた際に、自分でやろうとする使命感みたいなのは、どこからくるのだろうか。 そのワイン、飲まないほうが良いと思います …

【ドクターホワイト】第7話 白夜の恋の始まりと命

恋についても何も隠さず話してしまうのちょっと可愛くて微笑ましいのだが、しかし、これはプライバシーに属するものなのだよなぁ。 白夜の謎 将貴に色々話すのだが、まだ話していないことがあるなと思わせる。意図的にミスリードしていたら、もう分からない…