Time is Priceless

時は金では買えません

【1980年代】HR/HM系ギター雑誌


ハードロック/ヘビメタ系ギター雑誌は、ヤングギター、ギターマガジン、プレイヤーのいずれかを買っていたが、どれかに固定して買っていたわけではなく、タブ譜やインタビューの内容を見て気分で買っていた。掲載されているタブ譜の曲数や技術解説記事はヤングギターが多かったので、ヤングギターを買うことが多かった。あと、BANDやろうぜという雑誌もあったが、こちらはバンドブーム系であったので買っていない。そう思ってwikiを見てみたら、ハードロック/ヘビメタ(HR/HM)系になる前の各誌は、フォーク、ポップの雑誌が出発点であるというようなことが書いてあって、少しビックリした。単に自分が知らないだけだったのだけれど。しかし私が知る以降は、HR/HM系だと思っているのだが…

2019年YOUNG GUITAR1月号

2019年新年号。

特集の"ギターとテクニック"でフィーチャーされるのが、ポール・ギルバート(52)、山本恭司(62)、マティアス・"IA"・エクルンド(49)、Yuki(若い)。年齢発行時。1人除いて1980年代、1990年代に活動していたギタリスト。2019年にもなってギターとテクニックという特集の4名中3名が49才、52才、62才。雑誌名はヤングギター。このギャップがこの雑誌の存在理由なのかもしれない。スコアに採用された曲の発表年も、2018年、1990年、2002年。購買層の中で無視できない割合を昔のギターキッズ達が占めているということなのだろう。これは、ヤングギターなのにヤングが買わないということか、ヤングギターなのにヤングじゃない者もたくさん買うということかどちらかなのだろう。そもそも"ヤング"という語を未だにつけているところからして若者向けじゃないのかもしれない。

Guitar magazine1985年8月号

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ギターマガジン1985年8月号です。表紙は高中正義氏。よく見るとラリーカールトンの名前とともにナイトレンジャーの名前が同居している。この頃はまだ、フュージョンの中にHR/HMが侵食しつつあるということなのだろう。高中氏はこの頃、ギター少年に人気で、彼が好きな人はヤマハのSGを買っていた。結構SG持っている人を見た。その後に、LAメタルが台頭し、ファッション的にバンドを始める人が出て来て、そう言う人たちはストラトが多かった気がする。私はストラト派だった。

昭和最後Player誌

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1989年2月号。高中好きな人はヴァン・ヘイレンも好きだったような記憶があるのけれど、私はラット、モトリー・クルーが好きだったのであまり…嗜好が違うというだけのこと。というかラットモトリー・クルー好きな人もヴァン・ヘイレン好きはいた。なお、プレイヤー誌は、正しくは"YOUNG MATES MUSIC Player"という名称だと今知った。小さく書いてあるのに当時は気づかなかったか、単に何十年も前の話なので忘れてしまっていたか。

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この1989年2月号は、裏に昭和64年2月号と書いてあるのですが…平成は1989年1月8日から始まるので1989年2月は平成のはずですが、昭和表示になっています。雑誌は、本来の発行日より1月早く発売されるためにこうなります。このエディの表紙が昭和最後のプレイヤー誌ということですね。

平成最後のプレイヤー誌

まだ発売されていませんが、買ってみようかなと。平成は昭和最後の時のように存在しない年号と月の組み合わせにはならないでしょうが。

タブ譜

同じ曲でも雑誌によってタブ譜が異なっている場合があったりして、そういうときは、より正しいと自分が思う方を買ったり、迷うときは2冊買ったりした。結構、鳴っている音を省略して採譜していることもあって個性が出ているといえば出ていた。真面目にやったと思う時もままあったが。

ヘビメタという呼称

80年代中頃はヘビメタはイロモノ的な扱いを受けていて、メロディもなくてただガシャガシャ引いているだけみたいな感じで一般には捉えられていた。それからゆっくり市民権を得てきて、今では昔ならばヘビメタにカテゴライズされるような曲が、アニメの主題歌になる等、ヘビメタという名称こそなくなったが、実質同じジャンルの音楽が普通に親しまれている。これって、自分が中高生の頃に、プレスリーやビートルズが不良の音楽とかいうのを聞いてピンとこなかったのと同じなのだろうと思う。世の中、エントロピーは増大する方向にしか向かわないので、音楽のラウドネスも、ある時代にヘヴィとされたものも10年もすれば普通になるのだろう。その繰り返しで、アニメ主題歌にヘビメタまで到達したと理解できる。

中高年用趣味の雑誌

ヤングギターがヤングじゃない人に読まれていると書いたが、これはヤングギターだけの話ではなくて、プレイヤーもギターマガジンも同じ状況であり、ギター雑誌ではないが、BURRN!も同様となっている。真のヤングと昔のヤングがともに購入しているのなら良いが、中高年がメインターゲットなのだろうなという気はする。考えてみれば、自分は若い頃ミュージックライフ誌をほとんど買わなかった。興味をひく特集もたまにあるけど、基本は古臭い感じがした。それがどうなったかというと、1998年の休刊。これが意味するのは、ミュージックライフのメインターゲットに自分が入っていなくて、ついでに取り込めれば取り込もうという層に入っていたのだろうなと。ヤングギターを始めとするギター雑誌も、世代は変わったが、同じようなことになっているのだろう。特集の内容やインタビューの対象が明らかに偏っているので。