「キャンディ・キャンディ」の主要登場人物の名前には、法則がある。
アメリカの主要人物頭文字
ざっと頭文字を並べてみる。まずアメリカの主要人物を登場順に。
AB アニー・ブライトン
AB アンソニー・ブラウン
AC アリステア・コーンウェル
AC アーチーボルト・コーンウェル
WAA アルバート・アードレー
CWA キャンディス・アードレー
驚くべきことに、この6名の頭文字は、アルファベット4文字しか使われていない。しかも、Wを除いてアルファベットの最初の3文字。そして、Wつかない4人は、AB2人の次にAC2人が来るという何とも不思議な構成。
ロンドンの主要人物頭文字
ロンドンの主要人物のファーストネーム頭文字。
T テリィ
P パティ
S スザナ
これは一見バラついているのだが、アルファベットのP16番目、S19番目、T20番目と狭い範囲に固まっている。
理由は分からない
以上、登場人物の頭文字に何らかの法則があるように見えるが、その理由は残念ながら分からない。ロンドン組はともかく、アメリカ組は何らかの意図がなければ、さすがにこうはならないと思う。
追加
ポニー先生、レイン先生、ラガン夫人は、それぞれP、R、Rで、アメリカの人物でありながらロンドン組側の頭文字になるのも不思議。あと、ニールとイライザは、NとEで、アメリカ組、ロンドン組どちらにも入らないが、イライザのEは、ローマ字の順でいうとアメリカ組のAから4つ離れ、ニールのNは、ロンドン組で最も近いパティのPから2つ離れており、ともに離れ具合が微妙。全くの他人ではなくてトラブルメーカーとして関わってくる人物のポジションということか。そして、キャンディのCはなぜかイライザのEの隣。話し相手としてラガン家に来る暗示か。