Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【秒速5センチメートル】部活の意味について


貴樹の部活

東京の中学時代はサッカー部であった。しかし鹿児島の高校では弓道部に所属している。

舞台となった高校はどこか。クレジットを見ると取材協力として、鹿児島県立中種子高等学校のサーフィン部の皆様、弓道部の皆様、生徒の皆様、教職員の皆様とある。

この高校は、2010年3月に閉校となっている。ちなみにこの校舎と敷地は2008年新設の鹿児島県立種子島中央高等学校に移管されている。つまり、2007年入学者が卒業するまでは鹿児島県立中種子高等学校と鹿児島県立種子島中央高等学校が並立していたことになる。この2007年こそ、「秒速5センチメートル」が公開された年である。

それにしても、なぜ東京の中学ではサッカー部であったのが、鹿児島の高校では弓道部だったのか。チームスポーツから個人競技に移っており、その理由が知りたいが、単に引越し先の最初の中学か、この高校にサッカー部がなかったということも考えられる。

貴樹は弓道においてなかなかの成果を出している模様。弓を射るのに邪心がないからこそなのだろうけれど…貴樹は邪念ありまくりだと思うが、スポーツはわからんね。

明里の部活

第一話における明里の手紙に、

最近は部活で朝が早いので

とあるので、部活を行なっているということは分かるが、何の部活に所属しているかは不明。

花苗の部活

サーフィン部。貴樹のところで言及した通り、モデルとなった中種子高等学校にはサーフィン部がある為。ただし、部員は花苗のみの模様。もしくは花苗は部に入らず、個人的にサーフィンをしているだけの可能性はある。

花苗は、なかなか波に乗れないが、これは邪心があったからだと思われる。しかし、貴樹の方がよほど邪念の塊に見えるが、貴樹は成果を出している。邪心あった方が良いのか?