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【未満警察ミッドナイトランナー】#06 スコップ事件の前半は緩い篭城犯


三件の殺人が発端。監視カメラに映っていながら直ぐに捕まらない犯人。で、捕まったのは第二の被害者の夫。冤罪の可能性がありながら死刑判決。姉弟が、その敵討ちに…という中々スリリングな設定。そんな設定ではあるが、これ見たら寝ようかという22時からのドラマに、極度の緊迫感ということもなく、カイとジロちゃんの演技も肩肘張らず適度な緩さを持っており、いい感じです。

陪審員ものを綺麗に踏襲

これ、行政権力組織である警察官側でありながら、陪審員ものドラマの形式を踏襲しているという不思議な構成。この着眼点良いな。そこに狙撃されるかもというリスクを孕むという、ハラハラ要素も少し。

陪審ものを踏襲するため、悪者は部屋の外にいる

この陪審ものの構造は、偶然そのメンバーに居合わせた者たちが、真実を求めて議論するものである。今回も、カイもジロちゃんもそこにいることは必然ではなく、たまたま巻き込まれただけである…まあ、またまた目撃したために積極的に入っていった面もなきにしもあらずだが。

硫酸が入った銃型水鉄砲

これ、手作りなのだろうか。この水鉄砲、素材は何でできているのだろう。容器自体を溶かしたり、硫酸が漏れたりしたら大変だから、なかなか作るのに技術が要りそう。現実的武器ではないな。飛距離も期待できないが、映像を見る限り、5mくらいは飛ぶ模様。

伊勢谷友介氏

片野坂譲(伊勢谷友介)さん、相変わらずカッコいい。それ以外に言うことなし。

ストックホルム症候群

少なくとも外から見たらそうとしか言えないのではないか?助けに来たはずの学生風警官に体当たりとか、もうね。

犯人の目的遂行能力

これ、非常に高いのではないかと考えている。

警察側の刺客を制圧したり

なにより、カイやジロちゃんを味方に引き込み、最終的に及川助教まで味方につけたのは、犯人側の交渉力と言える。弟が犯人らしい暴力性・刹那性を、姉が弟対比で客観性・論理性を持っていることで、脅迫役と交渉役の役割分担ができている。このため、篭城中の姉弟間の揉め事も、それを聞かされる人質に対し、情報提供となるとともに、味方に引き入れる説得になっている。
結果的に3人の人質全員を味方に引き込んだのだから、姉弟の目的遂行能力は、今の所、最高評価である。

姉弟の能力肯定証拠

そもそも及川助教に最初アプローチした時は、弟のみが及川助教と対峙した。弟が及川助教の回答に満足せず、硫酸入り水鉄砲で強度の脅迫をし、及川助教、もうおしまいかという段階に至って、初めて姉が出てくる。この硬軟の使い分けのうまさ。かのような細かい脅迫により、人質は、姉弟に同調していっていくのである。

次回に続く

こんな緩めの監禁話ですが1話完結ではありませんでした。適度にダラけた監禁事件は、次回に続きます。