Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【未満警察ミッドナイトランナー】#08 国枝警視正失踪に1週間気づかない片野坂さん


時計の針はあの時から止まったままだ…。

というのがカイの認識。いったいどれだけ日数が経ったんだよ、と思っていたら、後に1週間だと判明。意外に日数経過していないな。これまで無実を証明できなかった事件なんだから、1週間で解決なんて甘いだろ。認識の甘さを考えると、スコップ事件で服役中の父親の病状を心配する姉弟との約束である、「彼女らの父親の無罪を晴らすこと」ができないぞ。

それはともかく、今回も相変わらずのトンデモシナリオで、物語は進む。

野々村晴至(ののむら せいじ)

単発の役の名前なのに、なかなか良いものつけてもらっている。しかし意識高い系の母親が、オレオレ詐欺と思ってアポ電強盗に遭うという結構ハードな展開に、自分の意志関係なく巻き込まれる引きこもり歴10年の42歳。この息子に肉十番のメンチを買ってくれた母親。晴至の中で何かが起こる。無実の罪の父を思う姉弟の次は、強盗に撃たれて入院した母親を思う息子。ストーリーとしてのバランスが何故か取れている。

お、お母さんに一言。10年前で息子さんとの関係が止まっていると思いますが、息子さんはもう42歳。生活習慣病が心配な歳ですから、メンチカツはお土産にしない方が良いですよ。
カイくん、「時計の針はあの時から止まったままだ…。」というセリフはこういう時に使うのですよ。

柳田刑事

なんか急に怪しい演技始めちゃってるな、たいぞうさん。ラストは、警察学校の寮に、脅迫メッセージ書くとか、柳田刑事が刑事じゃなくなって犯罪者になっている。窓にペンキで落書きとか、不法侵入と器物損壊の罪じゃんタイゾーさん。こんなに極端な行動、二重人格か双子としか考えられないじゃないですかぁ。

部屋の中を素手で捜索するカイとジロちゃん

いやいや、たいぞうさんまで素手で部屋荒らしてる。薄々感じてはいたが、なんかとんでもない警察ものドラマじゃないかこれ?

記憶力の良いみなさん

ジロちゃん…見た風景をそのまま記憶(たまたま通りがかった二人組の顔を覚えていた)

黒岩…襲ってきた犯人の顔を覚え、似顔絵で再現できる

カイ…記憶一般得意

なんだこの記憶力超人たち。すごいなあ、都合が良いなあ。ドラマの中ではどんな才能を誰にでも与えることできるからなぁ。

国枝警視正

ああ、いたのこんな人。及川助教が退院できるまでの時間、1週間が経過しているのに、誘拐されたまま。それなのに及川助教と片野坂は、国枝警視正の不正追求について話している。誘拐されたことさえ知らない。

模擬捜査始まる

いやいや、冒頭で「時計の針はあの時から止まったままだ…。」なんて言いながら、模擬捜査もやってこなかったのか…カイの頭の中が分からない。というか、実は論理的ではなくて、雰囲気で考える人なのか?