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【未満警察ミッドナイトランナー】#09 ストーリー展開、もう無理だよね


謎解きではない何かと言えば良いのか…警察ドラマの新機軸というか。ストーリーを見るのではなく、主役二人が、立ち、走り、話し、叫ぶのを見るためにストーリーがあるドラマという新ジャンル。第9話が終わりました。あと1話、最終話があります。

スコップ男でここまで引っ張るのもなぁ

まあ、学生ものと言えばそうだから、コナンみたいに考えれば良いのか?

タイゾーさん

怖い怖い!

荒唐無稽

さすがにこの破綻気味のストーリーの荒唐無稽さは、横浜の無国籍風シチュエーションでしか誤魔化せないか。そういうことは制作側はわかっているというとこがなんとも。面白いね。

片野坂教官(事前)

うーん、何でポンコツなの?こんなにカッコいいのに。

3時間後から始まること

オープニングは、これから語られるエピソードの3時間後である。何でこんな構成にしたかというと、これからどんなことがあっても、3時間後には、カイとジロちゃんは、互いに殴り合いの喧嘩ができるほどには、元気?であるということ。つまり、これからジロちゃんとカイは、無茶苦茶危険な目に遭うけれど、命の危険にさらされてはいないということ。まあ、メイン視聴者であろうファンの子たちの年齢考えると、事前の安心は大切だとは分かる。しかし、何でそんなことまで分かるに人の気持ちがわからないの?

男たち…

カイとジロちゃん。片野坂教官と柳田刑事。あのね、大事なこと忘れてるよ。橘さんどうなってるの?助けなきゃ。それぞれ二人でなんかやってる場合かよ。

警察官職務執行法第7条

第七条 警察官は、犯人の逮捕若しくは逃走の防止、自己若しくは他人に対する防護又は公務執行に対する抵抗の抑止のため必要であると認める相当な理由のある場合においては、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度において、武器を使用することができる。

これの解釈。カイはこれを元に発砲できないと言っている。まあ、警察側も何や彼や言っているが、この発砲が、実弾ではなく片野坂教官のものと同じゴム弾であったなら、警官側の意見が通るかもしれない。「武器」にあたるか否かがポイント。カイたちは犯人ではないと言えるのかもポイントになり得るが。

片野坂教官(事後)

うーん、何で人でなしなの?こんなにカッコいいのに。

柳田刑事の言い訳

俺は ただ お前らには 関わってほしくなかった。
悲しませなくなかった。

これが、タイゾーさん(柳田刑事)が、カイとジロちゃんに、なんか分からない刑事軍団を使って襲わせるという手段に出た理由だと。ジロちゃん達の部屋の窓一面に「スコップ男の事件から手を引け」と書いた理由だと。全く理解できない。悲しませたくなかったと言いながら、橘さんは明らかに足首だかどこかを痛めたし、カイとジロちゃんは、謎の男に殴られて失神までしてるのに。身体的傷も痛いよ!

理不尽にもほどがある。大体、身の危険を感じるほどの脅しをされたら、逆に反発するだろう。つまり、おどろおどろしい「スコップ男の事件から手を引け」という脅迫と、謎の刑事からの襲撃などという特殊なこと起きたら、身を守るために更に真犯人探そうとするケースもあるだろう。
いや、もうほんと無理。

ただ、こうも考えられる。「俺は ただ お前らには 関わってほしくなかった。悲しませなくなかった」の第1文と第2文の主語が違えば、悲しませたくないのがジロちゃんやカイ以外の者であれば、彼らに手荒な真似をすることも考えられる。まあ、しかし、それって誰?なんだけれど。

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悲しませたくなかったとか言ってる人が書いた脅迫メッセージ

スコップ男の事件は橘さんのガラケーが全て

‪結局、スコップ男の事件は、橘さんが持ってたガラケーが全てで、橘さんが然るべき対応してれば、姉弟が籠城する必要なかったし、そもそも姉弟の父親が死刑判決受ける必要もなかったと。橘さん罪深いな。ただ、橘さん及びあのガラケーの元の持ち主にしても、警察が裏で操っている可能性があることから、1つ間違うと自分が消されるだけに終わるので、証拠を出すタイミングと出す相手を見つけるのも難しいのだろうな。‬

及川助教

何か今日は出番少なかったし、その出番もよく分からないシーンで出てた。意図的に登場シーン少なくしてたのなら…及川助教も最終回に何か絡んでくるのだろう。何が起きても驚かない準備はしておこう。これは「未満警察」なのだから。

男性アイドル主演の青春学園ドラマ

この「未満警察」に考察好きが挑むと肩透かしを買う理由は、このドラマが、謎解きや伏線回収といった考察対象となる部分を製作陣は余り気にしていないこと。このドラマがやりたいのは、おそらく本当は男性アイドル主演の青春学園ドラマなのだと思う。しかし、現在このジャンルで勝負するのは視聴率的に難しいので、舞台を警察学校に移し刑事モノテイストもまぶすことで、対応したのだろうと。故に、男性アイドルをキラキラと魅せ、ストーリーも友情が前面に出るような構成になっていると。謎解きや伏線は、その後にくるものなのである。これが通常の刑事ドラマに慣れている者の目には、刑事モノとして不十分に見えてしまう理由だろう。刑事モノテイストも、男性アイドルの仕草やアクションを見せることが第一優先であり、元気に頑張っている姿を撮れれば、その行動の合理性さえ余り気にされない。そんな作りである。

俳優も設定も素材は良いのに…

カイもジロちゃんも、両教官も、周りを囲む同級生も、よいキャラクターを持った俳優陣だと思う。警察学校の生徒という舞台設定も新鮮で、期待できるものだった。しかし、話の展開が、ご都合主義を通り越したものだったため、理解不能。非常に単純なストーリーや背景を、少しずつ明らかにすることでスリリングな展開にしようとしているのだが、あまりに単純なことを、小出しにすることに拘りすぎて、各キャラクターの動きがあり得ないものになっている。あまりに中身が何もない展開を小出しにする他いうことの無理が祟ったという感じ。柳田刑事の言動はその最たるもの。演じる原田氏は熱演していたが、色々知った後に見直してみると、この人物なんでこんなことこんな表情でしてるの?合理的行動じゃないな…ってなる。

ジロちゃんも、ガラケー内の動画で真犯人が片野坂教官だったから、カイが傷つくと思って隠したとか言うんだけど、それ、結果的に全く無駄で害悪のある行為だった。そもそも真犯人はいずれ分かるものであって、ジロちゃんが隠したからどうなると言うものでもない。ひょっとしたらジロちゃんが犯人隠避で逮捕されるくらいのもの。遅かれ早かれ分かるものだから、隠す合理的意味がない。更に、これが大問題なのだが、勘の悪い設定のジロちゃんが勘の良い設定のカイから動画を見る機会を遅らせたために、動画の前の部分に、さらに重要な事実が隠されていたことが、結局、最終話まで明らかにされなかった。これ、ジロちゃんが悪いのではなくて、ジロちゃんを使って事実を小出しにしようとした制作が悪い。制作の都合で、ジロちゃんは非合理的な行動をとるキャラクターにされてしまった。一事が万事こんな感じなので、演じる役者さんはかわいそうなのです。

今日の結論

ジロちゃん(平野紫耀)とカイ(中島健人)は、殴り合って出血してもカッコいい。あ、ジロちゃん、動画の中の真犯人をカイから隠して良いことなんてないよ、何で隠すことがカイのためになると思ったの?あ、カイくん、パーはチョキに負けるって知らなかったの?

橘冬美(大幡しえり)は、やっぱりかなりかわいい。あ、冬美ちゃん、何でガラケー持ってたの?