「おカネの切れ目が恋のはじまり」における、玲子が1年越しに買おうとしたら、まさにそのタイミングで慶太がキャンプで使うマヨネーズ皿として買い使用後捨ててしまった、あの小皿。慶太がそのレプリカを作っていると思ったら…酷いことになってた。
実際の画像
【図1】オリジナルの小皿(画面キャプチャを拡大)
【図2】慶太作成のレプリカ(同上)
相違点
確かに、慶太はキャンプ用品として買い求めていたのだから、デザインには気にまとめたいなかっただろう。しかし、間違い方が尋常ではない。というより、分かっていて、意図的に間違えているとさえ言える。つまり…
猿の色
これがパッと見で最大の違いだが、猿の色が、オリジナルが青であるのに対し、レプリカは黄色。これ、突拍子も無いように思えるが、青と黄色は補色関係にある色。これ、意図的にやっているとしか思えない。そうでなければ、慶太は、かなり特殊な能力を持っているのではないかと疑うことになる。
手の上げ下げ
オリジナルは、左手を上げ、右手を下げている。
レプリカは、右手を上げ、左手を下げている。
足の前後
手と同様こちらを評価したいが、あまりにレプリカの絵の出来が悪く評価不能。
顔の向き
オリジナルは向かって左を向いている。
レプリカは右とまでは言えないが正面を向いている。
団子の有無
オリジナルは掲げた左手に団子を持っているが、レプリカは何も持っていない。単にキャンプ用の皿としか考えずに購入していたわけで、これは逆に再現していたら、その記憶力が怖いので、描かれていないことは特に意図的変更とまでは言えない。
なぜ反対なのか
これは分からない。ただし、2枚をオリジナルを右に、レプリカを左に並べると、何かカラフルで楽しそうにペアダンスを踊っているような絵になる。単に記憶にほとんど残っていないものを再現したからということで深い意味はないかもしれないが、色もデザインも反対にしているのは制作側の意図的変更であり、何らかの理由はあるはずである。面白い。