三浦春馬さんの新しいシーンは最初の朝の布団のシーンのみ…予測できなくもなかったが、これはちょっと辛いな。
秘書を辞めない牛島さん
この人、自分が原因で早乙女さんを破滅させたことを白状しているのに、秘書を辞めないとか言えてしまうのは、自分が怖いことしてるって自覚あるんだよね。そうでないならこの人もう何考えてるのかわからん。というより、このシーンは何故入ったのだろうか。早乙女さんへの罰の意味?ここは分からない。
玲子さんの衣装
ドジャーススカート
何故か分からないが、玲子のスカートの布の一部がDodgersになってる。意味があるはずだが分からない。このスカートは、玲子手作りのはずで、かつ、スカートの前面に配置されているので、これは意図を持って作られている。しかし、なぜドジャース?
ウィスコンシン大学Tシャツ
"I CONTROL THE SPREAD BAI SCHOOL ’85-'87"と書いてある青いヴィンテージTシャツ。この英語、前半は、「私は(感染)拡大をコントロールした」という意味に取ることができるので、コロナ禍と関連させているのかもしれない。「バイ スクール」というのは分からない。'ウィスコンシン大学バイ校のようなスクールがあるのだろうが…詳細不明。85-'87は玲子が生まれる以前の年号であるが、ドジャースにいた野茂英雄選手で考えると、高校2年の甲子園初出場から社会人1年目新日鐵の年である。華々しい年になる直前の年という微妙な3年間。
Tシャツとスカートの組合せ
この衣装上下の組み合わせ自体も、何か意味があるのだろうが…分からない。たまたま衣装担当がヴィンテージTシャツを見つけたからこじつけたという可能性もありうるが、何らかの意図を感じるだけに非常に気になる組合せである。
慶太が突然いなくなるパターン
まあ、想像できた。こうするしかないと。視聴者としては、突然の出来事の中では良くまとめてくれたと感謝すべきか。しかし新しいシーンは布団のシーンのみ。声を発することはなかった…これは少し悲しい。何とか残っているカットを入れて欲しかった。というか、もう本当に残っていないのかもしれないけれど、それでも、しかし…。
結果的に逆ハーレムと言われるストーリー
玲子さん、モテすぎ。何で?ただ、玲子は、キャラ的に痛いやつなので、全くハーレム感無いところが凄い。本当に凄い。慶太、早乙女さん、ガッキーさんというイケメン3人から好かれているのに、何か飄々としている最終回は、三浦春馬さんのことを除いても、ほんと不思議な空気感。玲子というキャラは、得難いキャラだったのかもしれない。
エンドカード的なもの
「春馬くん ずっと大好きだよ
キャスト・スタッフ一同」
何か少しだけ違和感。ちょっと軽過ぎないだろうか?
厳密には夏の2日
いなくなった朝は休日前日の早朝、会社を無断欠勤。翌日は休日で、玲子は父に会いに行く。最終回は、その2日間プラス翌朝早くの、およそ48時間のお話(無駄な時間経過がない最短の場合)。
金銭と恋愛に抑制的な主人公と奔放な相手役
このドラマの主人公玲子は、金銭感覚と恋愛ににおいて、かなり抑制的に見える。一方の相手役慶太は、奔放。この対比は、脇役にも徹底されていて、慶太の元カノ聖徳まりあと秘書牛島の貪欲さは玲子との対比となっている。逆に慶太の元同僚板垣は、慶太と比べ、恋愛も金銭感覚も抑制的。このような対比がなされているのは良いが、4話完結となったために、その背景等が描かれないままとなったと思われるキャラもいて、かわいそうではある。聖徳まりあは、その名前の高貴性からしてもっと何かやってくれた気がする。