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【キワドい2人-K2-】第5話 色々あった過去がばらまかれた回


さあ、物語は佳境に入って来ました。色々過去が明かされて行って…そして明かされっぱなしでこの第5話は終わった。まあ、次回、最終回だから、そんなものだよね。

父賢造の衣装

父賢造が、第1の殺人(被害者:植田)現場に立っていたときの服装は、上着は白の薄いジャンパー。内側に白地に黒または紺のピンストライプのシャツ。パンツは紺。スニーカーはベージュに紺。家を訪れたときのシーンの衣装も同じ。第2の殺人(被害者:不明)で公衆トイレで手を洗うシーンの服装は、色目が逆で、上着は紺のジャケット、パンツはベージュ。スニーカーは同じでベージュに紺。そして、第5話ではまだどうなるか分からない、3人目澤登副署長を襲った際は、黒いジャンパーに真っ白のシャツ、加えて黒いキャップ。画面全体が青みがかっているからかパンツは緑に見えるが、上2件と同じデザインのスニーカーを履いているが、このシーンでは緑に紺に見えるので、恐らくパンツの色はベージュ。これ、父賢造の心理状態を示しているような気がする。つまり、「白黒つけられない」ということを視聴者の深層心理に訴求しているということ。父賢造が2つの殺人に関係があることは間違いないので、この白黒が何なのかは、まだ分からない。最終回で明かされるのだろう。しかし、ここでポイントとなるのは、白と黒ではなく、白と紺、ベージュと紺であること。完全な黒は出てこないし、第2の殺人では完全な白ではない。ただ、父賢造の衣装に殺人に関するメッセージが何か込められているのは間違いないであろう。

黒木と神崎のスーツの色

これも父親の衣装と同様。2人ともからまたは濃紺をベースにしているが、黒木は名前通り黒いシャツ、神崎は白いシャツ。これは、ピュアさを意味しているのかもしれない。

話し方

神崎→黒木:丁寧語
黒木→神崎:タメ口
神崎→彩乃:タメ口
黒木→彩乃:タメ口
彩乃→神崎:タメ口たまに丁寧語(りゅうちゃん)
彩乃→黒木:タメ口たまに丁寧語(黒木さん)
神崎→父賢造:タメ口
父賢造→神崎:タメ口
黒木→父賢造:タメ口
父賢造→黒木:タメ口
これが、この第5話のラストでは、

神崎→黒木:タメ口

になる。これがいい感じ。唯一の丁寧語を使う神崎→黒木の関係が近づいたのだから。たとえ怒りによるものだとしても。

父神崎賢造が渡したかったもの

なにか少しだけくたびれた白い封筒。隆一には「病死した」と伝えた母親が遺した封筒。

サウナでも行ってきなさいよ

「サウナでも行ってこいよ」ではないところが何か気になった。特に何も意味はないと思うが、何か引っかかる。

今日が命日

ちょっと偶然が過ぎる。いや、ドラマ的には必然なのか。

え〜っ!?黒木さんと神崎さんが、きょ…え〜っ!?

黒木と神崎が兄弟であると聞いたときの諸星の驚きの声。なんか最近聴いたことあるなこのリアクションと思ったら、9月5日放送の「とある科学の超電磁砲T」の「え〜っ!レールガン、え〜っ!」と全く同じトーン。これ、第5話が10月9日と1ヶ月以上開いており、レールガン観ての演出ではないかと思うのだが…まあ、この手の演出は定番とも言えるが。

余計なことをしたようで正しいことをした彩乃

黒木が同僚に神崎のことをベラベラ喋っちゃっているのだから、自分のことなのに神崎だけ知らないというのも不幸なので、その事実を彩乃のしでかしから知ることになったとしても、それは余計なことではないとも言える。