Golden Time

時はお金で買えません

【35歳の少女】今村達也のTシャツからのメッセージ


父進次の再婚相手の連れ子、達也。望美の義理の弟に当たる。現在引きこもり中で、世間から離れているという点では、望美と似た境遇。もちろんこちらはスマホも使いこなす。両親に遭わないために、キッチンに来るときは母親にメールをしてから降りてくるルールを定めて守る。これは達也は達也なりに気を使っているとも言える。また、達也の着るTシャツは、画や写真ではなく文字が書かれており、これは何かのメッセージと取れるだろうが、そのシーンにおける達也の言動とは裏腹な文字であり、その意味は分かりづらい。これは、追々分かってくるだろう。

Tシャツの文字

どう見ても意味深な達也のTシャツの言葉。

第1話

【絆】初登場時、冷凍食品取りに来た際に着用。この「きずな」の意味は現時点ではわからない。但し、進次が妻加奈に、離婚した元妻の下にいる望美のことを話していた際に着ていることから、この絆の意味は、おおよそ「離婚した家族のことは忘れろ!今の家族の絆を高めろ!」というメッセージか、「離れても血が繋がっているなら父娘だろ!父娘の絆を忘れるな!」の真逆ではあるが、このいずれかであろう。

【誠】父進次が、望美との夕食会後、自宅でビールを煽っていたところに達也がダイニングに入って来た時に着用。この意味は現時点では全く推測できない。誠が、誠意を指すのか、本当のことを指すのかさえ手がかりなく分からない。望美に誠意を尽くせなのか、達也に誠意を尽くせなのか、何か他のことについて本当のことは何なのかを問うているのか。現時点ではなんとも言えない。

第2話

【感謝】ダイニングで母加奈に対し暴れた後、一旦自室に戻っていた際に、義父進次が帰宅。進次が「ガツンと達也に言う」と言ったタイミングでダイニングに戻ってきた時に着ていたTシャツの文字。母親に対して暴行した直後に「感謝」と言うことの意味は現時点では分かりづらい。そもそも暴れたあと、Tシャツに着替えたか否かが大きなポイント。しかしその描写はもちろんない。「感謝」Tシャツを着ながら暴れたとしたなら、かなり怖いし、暴れたあと着替えたのなら、暴れることを許してくれる母親に感謝する等の意味が含まれそうである。

第3話

【Help me】部屋に来て話し合おうとする義理の父進次に対して、拒絶する際に着ていた。漢字ものから英語に変化。第2話でも進次は達也と話そうとしていたが、この時は、達也自らが、「感謝」のTシャツを着てダイニングに降りて来た。どうもダイニングでのやり取りが聞こえている感じ。今回は、予め降りていくことはしていない。部屋で進次が来るのを待っていたとも考えられる。この行動の違いの意味は、現時点では、1つに絞ることはできない。ただ、Tシャツの文字に大きな意味があると考えるなら、第2話では、話し合おうとする進次に「感謝」するも、自分の側に準備ができていないという印象。第3話では、本人の中で行き詰まったか、逆に前向きな気持ちになったため、現状を打破するために、「Help me」と、直接の助けを求めていると言える。

第4話

【一発逆転】望美を連れて家に来た進次。望美は達也の前に出て、自己紹介を始める。これを見て達也は、「なんだよこれ…。ああ…この女使って俺のこと丸めこもうとしてるわけ」と言う。まあ、当然の反応。達也は整形のために100万円を進次、加奈に要求しており、「一発逆転」は、整形により新しい自分となって一発逆転という意味が込められていると思われる。

第5話

【愛】夫婦喧嘩というより、母加奈が一方的に義父進次に対し、手当たり次第LDKにあるものを投げつけて大騒動となっているところに、割って入る達也。「おい!何やってんだよ!うるせぇな!」等、言葉では乱暴ではあるが、喧嘩を仲裁する意図が見える。加奈の進次に対する怒りは、それでも収まらず、挙句になぜか達也も一緒に「2人とも出て行け!」と攻撃される始末。達也は完全に防戦で、「危ねぇ!おい!ちよっと …タ、タンマ、タン…」と言ってしまっている。加奈、進次、達也の家族3人のうち、達也が一番、精神的にまともだということが確定した。これまでTシャツの文字は、自分と両親の関係を表していたが、第4話の「愛」は、喧嘩中の両親に対し、愛を忘れたのかというような形で使っているように思える。

第6話

「逆転」…引きこもりが、達也から、母加奈になったので逆転。しかも、達也は「いいから説得しろよ『早く出て来い』って」と、進次に指示まで出しており、これまでと大きく変化。引きこもる加奈を部屋から出すための説得で何言えば良いかわからないという進次に対し、「『愛してる』とか『一生大事にする』とか言えばいいだろ?おふくろがこだわってんのはそこなんだから」とアドバイスまでしてる。

第7話

【一発逆転】部屋の中に干されていた。洗濯したのは恐らく達也。やはり達也は、やる時はやる男。

【真実】このTシャツを着て、母加奈をどうにかしてほしいと、実の父親に相談に行っていた。必要性に迫られ、引きこもりを止め行動に移したということ。結局は、邪魔者扱いで、金を渡されて追い返されてきた。この金でデカイことするとか言っている。嫌な予感しかしない…真実は読み取れなかった。

達也のTシャツメッセージの推移

【第1話】絆・誠:抽象的な人間関係を表現。
【第2話】感謝:2文字化。多少具体的な感情を表現。
【第3話】Help me:英語化。文になっている。相手に行為を求めている。確実にコミュニケーションが高度化されている。

【第4話】一発逆転:漢字かつ単語に戻る。ただし、発音次の音の数は最多。

【第5話】愛:漢字一文字に戻る。ただし、これまで自分と家族の関係に対する言葉であったが、これは、加奈と進次の両親の間の愛を意味しており、自分以外の他者間のコミュニケーションについての言葉になっている。

【第6話】逆転:一発逆転とダブり気味。

【第7話】真実:逆転に続き感情の伴わない言葉が続く。