Golden Time

時はお金で買えません

【35歳の少女】細かい謎なところ


第1話時点で物語の中心的話題ではないが気になる点を整理した。

母親が旧姓に戻していること

これ、望美が目を覚ましたら一番気にするであろう点のはず。離婚しても旧姓に戻さない選択もある中、なぜ母多恵は旧姓に戻したのかは気になる。ひょっとしたら、ここにストーリーを動かす何らかのポイントがあるかもしれない。

娘と息子

父進次からみると、前妻の子が主人公望美(35)。現在の妻の連れ子が達也(25)。年の差が丁度10歳。つまり望美が入院した年に達也が生まれている。うがった考え方をすれば、連れ子というのは嘘で、進次の子供である可能性もありうる。ドラマとしてはそのためには早期にフラグを立てておく必要がある。考えられるのは、自転車のブレーキを直すことを怠ったと進次が言ったこと。もし達也が進次の実子であるならば、最初のフラグはここにあるのではないかと思う。不倫をしていたため自転車修理の時間が取れなかった等の理由は考えられそう。もう1つ、母親が旧姓に戻っていること。これ、不倫の夫と同性なのを嫌がったと考えることができる。

広瀬結人の設定

望美とは元々初恋同士の両思いの設定。これはありがちな感じだが問題ない。元小学校の先生で今は代行業をやっている設定というのが、まあ、ご都合主義ではあるが、良い設定。元教師ということは、教育心理学は分かっていることをベースにできるので、心の中が10歳で止まっている望美と付き合うには問題ない。
ただし、望美の自宅での最初の食事会でいきなり悪態ついたにも関わらず、その後、図書館で恋の告白したりしているが、全て含めて「代行業」のお仕事だとしたら?その可能性が全くないと言えないところが、この「代行業」設定の良いところ。更に、代行業なら他の仕事が入っていなければ、平日だろうが深夜だろうが駆けつけることができる。結人の本心は不明にしたまま、望美に対して絡むことができるというドラマ的に都合の良い設定。

ピュアな心と穢れた心

対比ということか。主人公望美と相手の男結人の対比として、まあドラマではありがちな設定。しかし、35歳の少女という設定だから、全くありがちではないから全体的にはありえない側が優っている…んだけれど…。ただ、第1話時点では、すでに結人の心は汚れていないように見える。

偽悪バラすの早すぎ

すぐに結人が良いヤツとバラしているが、これが逆におかしい。

図書館に入った際、「何か懐かしいな」なんて結人が言っているのは、既に結人の心が望美によって動かされているということ(に思えるが…)。そしてすぐに図書館で自分の思いを告白してしまう(ことの違和感)。そういうのポロリするのは早すぎる気がする(から、これは母多恵に頼まれて「代行業」の仕事としてやっている可能性が捨てられない)。

結人の告白の意味

お前は 俺の初恋なんだ。
俺はお前が好きだった。

第一義的には愛の告白。しかし結人はこうも言っている。

俺は お前が事故に遭ったって知って死ぬほど後悔した。自分の気持ちを もう伝えらんないから。でも25年たって その悔しさを晴らすことができた。だからお前は目覚めてよかったんだ。

この肯定感を与える行為は大きい。これは、告白であるとともに、今の望美の存在を肯定することを意味している…には違いないが、これが結人の本心かというと、代行業の仕事としてやってる可能性が捨てられないので、そこまでは不明。

母多恵が縋れるのは結人のみ

多恵が食事会で狂った結人に対し、それでも望美のためを思うと頼るしかないと考えている可能性はある。それで更に高額で代行業の仕事として、望美のことを頼み込んでいる可能性もある。その場合、結人の言動は、全く本心でないとして考える必要が出てくる。物語的には、その方が展開的に面白くなると思うが、感動の物語ではなくなる。