Golden Time

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【#リモラブ】#02 檸檬さんの正体を視聴者だけに開示する手法の是非


檸檬さん正体不明ネタでずっといくのかと思いきや、このネタは2話で終了。残るは美々先生の勘違いネタ…いやぁ、檸檬さん正体不明ネタよりインパクト弱いように見えるのだが、これで引っ張るのか、それとも、また新たなネタ出てくるのか?とにかくネタの消費早すぎる。変に引っ張らない点はラブコメとして良いかもしれない。しかし、これ、シリーズ化するような設定でない気もするから、1ネタで引っ張っても全然問題ないように思う。

リモラブの先輩

美々先生のリモラブを描いていくのだろうが、檸檬さん方面はバツになってしまい、スタートからまた来てね状態。一方、八木原と栞は、第1話から、仕事の休憩時間等に携帯でやりとりしていて、この2人こそリモラブ。リモラブの先輩が主人公の身近にいるという設定が軸なのかもしれない。まだ余り関係なさそうだけれど。

尿酸値5.29

個人情報だよこれ、それも高度な管理が必要なヤツ。八木原はまだ看護師だから良いとして、集められた方々も尿酸値が共通と知るけれど、大丈夫か?事後にその問題を理解し、富近先生に咎められているけれど。まあ、尿酸値知っても何にもならないし、そもそも基準値以内なのだけれど。

生活習慣病予防の特別健康面談

該当者4人もいるのかぁ。まあ、社員数千人超えの会社ならいるか。

トンカツ、ビーフジャーキー、豚骨ラーメン、海苔の佃煮。こういう健康絡みをギャグにできたり、人に結構失礼とも取れるあだ名をつけるのは、ある意味ドラマにおける表現の自由ということなのだろうけれど、後述のマスクの件も含め、「なんとなく……なんとなくだけど、大丈夫かなぁって。僕はいろんなことに対して、大丈夫かなあって思ってました。」(by檸檬さん)

フェイスシールド

特別健康面談では、受診者側がマスクではなくフェイスシールドを付けている。美々先生も八木原もほとんど話さないが、受診者は質問の回答をしなければならないので、その違いが、マスクとフェイスシールドなのだろう。これには一定の合理性があるが、実際は、美々先生が、檸檬候補4人の顔をしっかり観るためなのだろう。

結構密な接触が多いなぁという印象

飲み会設定成功して青林と五文字が抱き合ったり、朝鳴を加えた3人で会議しているとき、朝鳴はマスクしているも鼻出しているし、挙げ句の果てに、エキサイトしていき、この辺り厳しそうな青林を含めた3人ともマスクを取ってしまう。美々先生が色々厳しいのと対照的にしているのかもしれないが、まあ、このご時世、マスクをすることに批判的な見解を示すのでない限り、そんな対比いらないのではないかとも思う。尚、夜の屋上での美々先生と青林のシーンでは、屋外であることと、一定の距離を保っているからか、美々先生も青林もマスクしていない。これは理解できる。

特別健康面談時の美々先生

特別健康面談の最後は美々先生動揺していたのもあるが、マスクを外したまま受診者の間を分け入って退室する。これ、密なのだけれど。

美々先生は、第1話、まだ出社自粛が厳格だった頃の話なのだろうが、社員のマスク着用に異様に気を配っていた。しかし、この第2話では、周りも緩くなっているが、本人も意識が低下している。第1話と第2話で、ここまでキャラクターのマスク観を描き分けるのは、なぜだろうと気になる。制作側のマスク観、更には制作するテレビ局のマスク観にも見なされるから。マスクの厳格着用には否定的なスタンスと言わざるを得ない。

青林風一の鬼畜度

青林は、「弱気だが誠実人事部員」という相関図の人物評と、演じるのが松下洸平氏という外見上の印象から、良い人設定のようだが、少なくともこれまでの結果だけ見ると、ダメ人間というか鬼畜でさえある。檸檬さんとして紛らわしいことばかりしているし、故意でやってるぽいし。仕事上は、弱気だが誠実なのかもしれないが、プライベートでやってるのは、変に強気で不誠実だと思うよ。恋人に対してさえも。檸檬として草餅と5ヶ月もやっててバレたら即切る判断は、恋人に対しても向けられる可能性があると言えるから。いやぁ、青林は危険だわ。物語が後半に入って、相関図の人物評が「鬼畜」の一言になったとしても驚かない。

ミッチーはミッチー

第2話も、そのまんまミッチーでした。しかしこの人、歳を重ねても全くブレのないステレオタイプなキャラを演じられるのは、凄い。草刈正雄氏が、方針転換して到達し、極めて行ったキャラに近いものを若くして実行しているといえる。これなら、まだまだ需要は無くならない、いや、むしろ増えるだろう。