ははははは…しか感想がない。
ストーリーは明快で、スピード感もあるのに、細かい配慮が足りなくて、アラばかりのドラマであった。
そもそも、元を入れても6人の秘書じゃん。1人足らん…まあ、1人追加されるのは、誰なのかも含めて、もう明らかだから、問題ない。第1話で加わらなかった方が意外だった。
東都銀行
えっ?赤字抱えている銀行?ダメじゃん。え?赤字?ほんと?銀行なのに?巨額の赤字?え?なんか都銀みたいなのに?え?メーカーなら分かるけど。
銀行が巨額の赤字となっても、預金者は逃げないの?えー?…まぁこういうところは目をつぶるべきか。
貸会議室で臨時役員会議
本当にこの銀行は、お金ないみたいだ、この銀行。部屋の前に看板出しちゃって、これ、貸会議室だ。役員会議室があれば、わざわざ看板を出す必要はない。盗聴されるリスクがあるのに、自社に役員会議用の部屋もなく、貸会議室を利用する銀行…もう衝撃しか受けない。
粟田口大臣
岸部一徳氏が演じるからラスボスだな、悪代官的な?もしくは徳川宗春的な?ラスボスというより、食えないやつみたいなままずっと続くライバル?みたいな位置付けなのかもしれない。
きんゆーちょー
そりゃあ銀行にとって金融庁は怖いよな。特に、巨額の赤字を抱えている未曾有の事態に陥っていたら、金融庁は黙っていない。
死ぬことはないよ
望月が自殺しようとした支店長を助けた時のセリフ。なんかストレートで良いセリフ。
大概のことはなんとかなるラーメン店
そんなのあるんか!
お代は、ラーメン4杯にビール1本と手ぬぐい?安い。
しかし、数億を常務に還流って、そんなこと、未曾有の危機に陥った銀行の常務がするか?するのか?しないと思うよ。なんか無茶苦茶。
狡猾な一原頭取
要は、自分が元気なウチは黙っていて、自分がどうにもならなくなったら、もしくは急死したら、ちゃぶ台返しするということなのか?それならダメっぷりは安田と変わらんじゃん。ただ、調査はしていたようだ。それでも、遺言的手紙には、自分の死が前提の文になっているから、やはり自分が死ぬまでは、黙っているつもりだったと言えるのではないか?
品の悪さ
安田が不二子とからボイストレーニングを受ける動画を、社員み見ている中で公開するのは、かなり品が悪い。この第三者から見れば、滑稽に見える姿は、しかし安田が真面目にボイストレーニングを受けている姿なのである。それを最初から笑い者にするために意図してボイストレーニングと嘘をついて安田に変な格好をさせたというのは、7人の秘書側のやり方の悪趣味な面が出ている。そんなの流さなくとも、役員2人で、ダーツでリストラ決めるとかおかしなことにしてるシーンの動画があるのだからそらだけで良い。わざわざ完全にプライベートな動画の公開は要らなかった。
1話視聴時感想
これは、現代を舞台にした時代劇!仕事人だね!と言うべきだが、仕事人は、視聴者はその時代を生きたことがないから、細かいところが雑でも、あまり問題はない。しかし、現代を舞台にそれをやるのなら、細かいところまでちゃんと気を配らないと、おかしなことになる。というより、普通のドラマはそれが出来ているはず。しかし、このドラマでは、アラが多い。ストーリーはスピード感もあり、勧善懲悪スタイルで明快なのだから、細かいところにも「普通に」気を配るべきである。
ウエブページの謎
( https://www.tv-asahi.co.jp/7-hisho/cast/01.html )
慶西大学病院長 西尾
警視庁警務部長 北島
東京都知事 南
確かに東西南北全てあるけれど、都知事だけ、方角を2種類含むな。また病院長は西を2つ持つ。意味あるのだろうか。
スピード感とも言える勢いはあるが…
勢いはあるけれど細かいアラに目がいってしまう。巨大な債務超過に陥った銀行と取引するのはどういう会社なの?とか。