Golden Time

時はお金で買えません

【恋あた】第3話 ストーリーテリングが冴える。


「この恋あたためますか」第3話。

借りたスーツを返しに行ったら、新しいスーツがもらえた話

樹木は、スーツの上着を借りた。というか、目覚めたら羽織っていた。洗って返せと言われ渡されたら、合わせて会社の入館カードをもらえた。上着をクリーニングして持ってくと、そのままショップに連れていかれ、自分のために仕事用の服を買ってくれた、で、今度は臭いと言われて、またスーツの上着は突き返される…どんな展開?わらしべ長者か!

いずれにせよ分かったのは、浅羽の上着は樹木にとって幸運を呼ぶアイテムだと。これは返してはいけないやつだ。お金払ってでも手元に持っとけ。

272,250円

形から入るのにこれだけ必要…なのかぁ。これじゃあ、借金で縛り付けるタイプの身柄拘束だな…と、思ったら、給料から天引き、出世払い、就職祝い…と支払い条件は、ガンガン下がっていった。まあ、もらえるにしても樹木にとっては高額なので、心理的に拘束されたことには変わらない。

逃げのやりとりのうまさ

新谷:拓兄ィさ 友達いる?
浅羽:…(新谷を見る)
新谷:光栄です
浅羽:また来週あたり飲み行こう
新谷:うん(浅羽立ち去る)

引っかかってんじゃねぇよ、新谷!逃げられたぞ!

才能を持つものは…

北川と樹木は、才能を持つもの同士なので波長が合うと言う設定は、納得できる。これにより、出会いが勝負の場だったことが、わだかまりどころか、関係を高めるものになっている。ただ、やはりその裏には敗者側、北川の歩み寄りがあった。そしてその歩み寄りが北川にとって無理に頑張ってなされていたことも明かされた。北川さん良い人…なんだけど、ご褒美に浅羽、いや、中村倫也にキッュッしてもらえたから、それで相殺じゃね?

さらなる才能の追加。

一岡元課長の才能…と経験。特に、一岡には才能だけでなく、経験がある。企業として、これは使わない手はない。社長肝いりのプロジェクトが頓挫しそうなのだから、使うべきなのに…そうすれば、北川のシュークリームは陽の目を見たはず。しかし、浅羽はそれをしなかった。これはあえてしなかったというべき。この理由について今後明かされることはあるのだろうか。

スーツ受難…

ハリネズミ臭、豚臭…ケモノの臭いに縁のあるスーツだ。持ち主もイケメンで若いが、肉食系だし、ハリネズミ臭も豚臭もスーツにとってふさわしい臭いが次々に付いていったとも言える。となると、途中で付いた樹木の臭いも、その一環ということになる。これ、重要。

ステージ慣れてるから…というセリフ

慣れが逆に足をすくうことになるとは、本人は思っていなかっただろうな、そこに立つまでは。上手いなぁ話の作り方。

しかし、一度話し始めたら段々熱が入っていき、なんか感動ものみたいにまとまった様に見えるのだが…最後まで内輪の話ばかりで、記者にとっては、やっぱり苦笑ものな気がする。記者たちは拍手してたけど。

下り2分11秒の長いエレベータ

B2から20階のエレベータのはずなのに…20階からB2階としても、2分以上かかるエレベータって…あるのか?シーンとしてはカッコいいが、現実感全くない。もしくは、この2人、上がったり下がったり何往復もしたのか?

12階からの上り1分10秒のエレベータ

北川さんとは樹木の時とは約半分の時間。12階から、最大の20階まで登ったとして、8階分。20階から1階までの19階分の下りが2分11秒で、8階分の上りが1分10秒。これは納得できる範囲のもの。

最初のお客さん

最初のお客さんは、「Goodくる指圧」の白衣を着た女性。「Goodくる指圧」のロゴに描かれているマークが親指を立てたサムアップなので、「いいぞ!頑張れ!」というイメージを描いているのだろう…分からんが。

結果が全てだからこその

浅羽が北川を抱きとめるのは、普段、浅羽が言っている「結果が全て」を北川がちゃんと踏まえて、私怨に走らず樹木に接していることを理解したもの。無理に笑わなくて良いというのは、その文脈の上で、結果が全てとはいえ、自分の前では無理に笑う必要はないというものなので泣ける。けど、この2人別れたんだろ?浅羽はなに恋人みたいなこと言ってんの?あ、北川が浅羽を振ったのか、だからか。

社長、弱ってる人をほっとけない疑惑

この社長、弱っている人をほっとけないだけなのかもしれない。樹木に対しても、北川に対しても、恋愛感情で、行動していない可能性がある。後輩の新谷に対しても同様の感情で接しているのかもしれない。逆に自分より上や、自分に戦いを挑んでくるものには、真剣対応する。エクサゾンの都築や専務の神子に対してはそれ。で、普通の人に対しては、一岡元課長のように接するのだろう。出会って初期の段階で相合傘したり、ちょっと進みすぎな気がした浅羽社長であるが、「弱ってる人をほっとけない」説を採用すると、その辺りがクリアになる気がする。第1話で北川が弱っていることを認識した上で、シュークリームコンペに出せと言ったりも、これで説明がつく。ただ、「弱ってる人をほっとけない」説を採る場合、中村倫也のあの顔と声で、女性相手にそれやるのは反則である。新谷に対してはいくらでもやっとけ…と言いたいが、新谷には、良い塩梅のツンデレで接している模様。

ファッション

樹木も北川も、茶色っぽい色が多いな…と。但しどちらかが茶色っぽいの着てると、もう一方は他の色。また、北川は青着ているイメージもある。

これ、何か意味があるのかというと、恐らくなくて、単にこの秋冬のカラーということだと思う。

スーさん

彼女も夢を追いかける者として、樹木の成功を喜ぶと同時に、北川のように羨んでもいるはず。だれかスーさんにも手を差し伸べてあげて…とも思うが、夢を追う者に同情は、害になることも多いので、難しい。ある意味、スーさんはこのまま夢を追うが、北川は、崩れていってしまうかもしれない。