Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【先生を消す方程式】#3 今回は消される直前まで行った


刀矢が異常人格なのは分かりやすいが、義澤もかなりおかしい。無様だ…

弓の恋心を利用する刀矢

刀矢は、とんでもない鬼畜なのに、弓は良くついて行くなと思う。恐ろしさから、仕方なくついて行ってるように見えなくもないが…この物語中では、好きになったということらしい。まあ、30分ドラマでは、あまり個々のエピソードを丁寧に描くことは無理だからね。

防犯カメラ映像の高校生

これ、2010年なので、高校時代の頼田なんだろうけれど、変な髪型だし、画像も鮮明でないので、いまひとつ分からないのだけれど、義澤は、はっきり誰か分かってるようだ。

許せない 静かにこんな事をした奴が…教師をやってるんだ…

と言っているので。

ただ、このシーンミスリードさせる意図がある可能性がある。

女医さん

義澤が静のお見舞いに来た際、たまたま通りがかった女医…だれ?これ、義澤が自宅パソコンで監視ビデオを見ていた際に、前を歩いていた女性が、実は静じゃなくてこの女医とか?いや、どう見ても静。この女医が犯人の可能性は多分ない。義澤は、「許せない 静かにこんな事をした奴が…教師をやってるんだ…」と言っており、「先生」なら可能性あるが、「教師」と言っているので、この女医が犯人ではない。この人、なんなのだろうか。まあ、関係者なのだろう。

安田町子先生

この人、義澤が保健室で眠っている時に、頼田が枕で窒息させようとした際に、タイミングよく現れて、結果的に頼田の行動を止め、義澤の命を救っているし、首をつられた時も、最初に駆けつけて助けている。安田町子先生、何か怪しいというか、そのタイミングの良さは何?養護の先生、安田先生と、女医さんに何か接点があるような気もする。

刀矢の過去

過去に妹殺してんのか、刀矢。既に殺人してんのね。何だこいつ。

不死身の義澤先生

奇跡は起こるとか言っているが、そういうドラマだからとしか言えない。首をつられるシーンにおいて、懸垂で鍛えていた過去のシーンがチラと出ていたが、結局、呼吸も停止するまでに至っており、普段の鍛錬は役に立たなかった。ただし、鍛錬のおかげで、呼吸がなくなるも本当に心臓停止までには至らず、落ちただけの状態に近いところでとどまったとも言える。

この心肺停止には至っていないことは、町子先生が発見時に「息していない」とは言うが、「心臓は…」については、結論が聞こえない。また、クラスメートの噂話にも「息してなかった」としか語られないし、頼田先生も「息はしてなかった」としか言わない。心臓停止に至ったとは誰も言っていない。一応、シナリオ上、破綻はない。ただし、義澤自身は、仮死状態で運ばれたが、「病院の先生たちの必死の治療で再び心臓が動き出し…」と言っており、心臓停止はしていた可能性もある。ただし、義澤先生は、いつも本当のことを言っているとは思えない怪しさがあるので、本当のところは分からない。

今日の方程式

恋(人生ー自分)= 無様

これを義澤は、弓に解けと言うが、弓は「…わかりません」と言う。まあ、そうだよね。このクラスの子達は、東大入試に向かって勉強しているのであって、人生のために勉強しているのではないのだから。ただ弓も、弱みがないならば、こんなのは方程式ではないと一蹴すれば良いものである。これを一笑に付すことが出来なかった弓は、そこで義澤との勝負に負けている。しかし、そもそも何で義澤は、弓の家庭の事情が分かるのか?薙の時は、新聞沙汰になっていたから分かるが、この弓のケースはなんで義澤が知っていたのか、謎…ではなく、伊吹命にレア本を渡して交渉成立して情報を得たということだろう。これはギリギリの説得力はある。まあ、30分ドラマだからそこまで描く時間もなく、これは仕方ない。

経験値の足りない刀矢くん

支配下に置いていた者を売っちゃう刀矢に対し、義澤は、更に方程式を与える。

賢い人と賢いと思ってる人の違い

ん?式じゃないけど…これ。まあ、良いか。こんなの出されて、キレちゃったよ、刀矢くん。賢いかどうかはともかく、人生の経験値足りないことは分かった。

刀矢を演じる高橋文哉氏は、穏やかな優等生の印象から豹変して、キレ芸見せてくれるのだが、今後、こんな芸風の役ばかり来るのではないか心配になるレベル。まだ話は始まったばかりで、もうキレちゃってるから、今後もキレまくるんだろう…もしくは、早々に退場してしまうのかもしれない。伊吹命との関係次第なところある。

一番恐ろしいのは人の慣れ

今回、個人的に一番恐ろしいと思ったのは、自分が、頼田先生の挙動を別に違和感なく流して視聴していたこと。傷がうずいても、またか…くらいにしか思わなかった。せっかく山田裕貴氏がクオリティ保って演技してくれているのに、受け側が慣れてしまう。これって、非常に恐ろしいことだと思う。