凄いなぁ。これ、凄い最終話だわ。コメディでシリアス展開入れて、主人公泣いているのに、爽やかにちゃんとストーリー成り立ってる。こういうのが観たいんだ。まあ、いい大人が告白してフラれて泣いてるだけなんだけどね。スケールちっさ…しかし、コメディなのにシリアスすぎる展開に振るドラマが多い中、あくまでコメディの流れの中でシリアスなのやってるのが良い。
中二レベルの告白対初デートトラウマ
お似合いだ、この2人!八角さんが誰とも付き合わない理由、うまいところを発明したなぁ。これは今世紀最大の発明…というのは大げさだが、今年度最大の発明とは言える。
モテ四天王の1人八角さんの悩む姿
結局、大昔の漫画の王子様で、人格なんて全くない偶像としてしか描かれていなかったから、最終回で(ほんの少しだけれど)悩んでる姿みて、一人前に悩んでるなぁと思った。まあ、人格なんて全くない偶像として描かれていたのは、それは、所から見た八角さんだからなのだよなぁ。これなら説明つく。
八角さんなりの告白
僕と…。今度一緒に行ってくれませんか?所さんが美味しそうに食べる顔 もっと見てみたいです。
ご飯にいきましょうが告白になるの八角さんくらいだろ。今度ご飯でもというのは、告白された相手に、俺に近寄るなのお断りの意味さえ含むことがある社交辞令の言葉だったりする。八角さん、初デートトラウマな人なのに、こんな対応できるの素敵すぎる。モテ四天王だけに、アタックされる数は人並み以上だったろうから、この手の対応慣れてるのだろう。
終わり方
このドラマ、毎回ランチを1つ紹介していくグルメものという位置づけのはずだが、恋愛要素に振りすぎてというか、そもそものグルメ要素において、あまりやる気がなかったのは、少し残念。単に妄想するためにランチを食べているという感じ。この点『孤独のグルメ』は、潔い。まあ、『孤独のグルメ』に、全体を流れるストーリーは無いのでできるのだが。しかしだからこそシリーズ化できたと言える。この『片恋グルメ日記』は、軸となるストーリーがあるため、それを回さなければならないから、『孤独のグルメ』のように行かないのは仕方がないが、"グルメ"をタイトルに入れるならば、もう少し食にも力入れて欲しかった気はする。所さんと八角さんがくっついてしまい、かつ社内公認となったので、もうシリーズ化は無理だが、満足感のあるドラマだった。