Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【先生を消す方程式】何もケリをつけずに終わった最終話


金を巻き上げられてた平岡から、金を巻き上げてたのか。立場が逆転の話って、これから起きることだな。最終回冒頭で、そう来るかと。

なんか普通に義澤が人間

ゾンビでもなんでもなくて、感情を持つ普通の人間。しかし、倒れた状態で蹴られ、踏みつけられても、簡単に起き上がれる。これは人間ではない。心は人間、肉体はゾンビ…かな?しかし、これを編み出してしまうと、もう何でもありになるので、ストーリーテラーとしてどうなの?という感じ。とにかく最強のゾンビが、ひたすら追いかけ回す話。これ、結末知らずに見れば、途中ハラハラするけど、ラストでフラストレーションだし、結末知って後で一気観すると、は?となるやつ。何でもアリはドラマの良心を捨てているとしか言えない。内容的に果敢にチャレンジする実験作とも言えないし。

なんで授業をしたがるのか

この期に及んで、頼田はともかく、義澤は、何で4Cに方程式の授業をしたいのかな。優先順位は、静より生徒ということかな?まあ、これ、毎回無茶な式を立てて解説しているけれど、その式の妥当性なんて検証されてなくて、義澤の都合の良いだけの式。方程式を使った授業をことあるごとに出すのは、ギャグと考えればよいのかもしれない。

頭、頭だよ

刀矢、甘いな。一刺し目にダメだったら、防御のないところ刺せよ。その点、義澤は、ちゃんと頭を集中的に狙って殴る。刀矢とは場数が違うな…と言いたいが、まあ、刀矢は、頼田の洗脳が解けた様に見えるが、単に強そうな方についているだけにも見える。何と言っても義澤は、殺したのに生きて追いかけて来る。しかし、頼田が人間であれば、殺せばもう追いかけてこない。これなら、義澤側に着くのは、生存本能的に合理的。故に、刀矢は何も変わっていない可能性もある。

いや、違うでしょ

狂った頼田を倒すのに、それか?義澤の手でも、刀矢の手でもなく、自然現象は、ちょっと酷いだろ。何だコレ感強い。自然現象?しかしこれ、自然現象とは違う気がする。雷だから。

命くん

来た来た来た!頼田を倒した後に、命くんすかさず登場する。これはつまり、頼田を倒したあの雷、命くんが起こしたものとも言える。あと、そうなると、命くんが、義澤を本当に蘇生したことにもなる。ただし、命くんが知っているのは、蘇生の際に雷を落とすこと。そうなると、頼田に落とした雷は何だったのかということになる。また別の術を知っていたとかか?しかし、命くんが研究していたのは、あくまで蘇生術。

静も蘇生できた

静の蘇生は、命くんがアドバイスしたり、命くんが行ったというより、義澤がそもそも蘇生術を知っていたのだろう。命くんが参考にしたのは義澤が渡した本だから、義澤が蘇生方法を知っていて、自身でそれを実行したということ。この本を渡された際、命くんはかなり満足そうだった。義澤は古本屋を探しまくったと言ってたが、それで見つかる本であれば、命くんは既に所有していたのではないか。元々義澤の手元にあった本を渡したと考えた方が良い。そうであれば、義澤が静を蘇生させたことに合理的説明がつく。

死んだまま生きる

命くんの流れということもないが、静まで蘇ったことに全く合理性ない。あの本、そんなに効果あるのかという。いや、酷い。酷すぎる。

これからは…2人で死んだまま生きよう

なんて義澤が言ってるの、もう制作側が、何も伏線回収せず、全てホラーだからという名目で無理矢理終わらせようとしてる以外ない発言。
ああ、もう何でもありだったのね、このドラマ。ミステリーの要素を含んだサスペンスの様に見せながら、ホラーの要素を含んだサスペンスでしかないとなると、肩透かし感はハンパない。

目覚める頼田

これも、何か意味があるのだろうか。思わせぶりなだけで、それがどうしたということにしか見えないが。頼田が蘇生した事実に対するストーリー上の価値は何なのだろう。あの目の見開き方は、気を失ってたが正気に戻ったというものではない。蘇生に意味はない。単に視聴者を「え?」と思わせる以外の価値はない。もしあるとすれば、season2だが、あの終わり方で続編やるとしたら、山奥での義澤・静VS頼田のゾンビ合戦になるが、それは何これ?な内容になる。まあ、頼田は、静の教え子だがら、殺さず教育というのは、考えとしてはありだし、義澤も、頼田を教育の対象として見てはいたが…頼田復活の際の目付きからは、まともな印象は受けなかった。つまり、season2再教育編の余地を残しているということ?…いや、まさか。