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【麒麟がくる】第40話 自刃した久秀が本能寺の変の黒幕?


松永久秀は、光秀に追い詰められ自害に至った。この流れは、信長と同じ。というより、同じように見える描写であった。しかし、久秀は、喜んで自刃に及んだように見える。あたかも、自分の野望を光秀に託したかのような。

平蜘蛛を手にした光秀

信長が手に入れたくてたまらない物を、手に入れた光秀。久秀に、平蜘蛛は久秀自身と言われて託されたのだから、信長に渡すことなどできるはずがない。信長を討つ討たないという次元ではなく、久秀への想いから、この平蜘蛛を信長に渡すことはできないと思ったのだろう。

泣く信長

これ、帰蝶とのやりとりがヒントになっているのかもしれない。帰蝶が言うには、久秀を失ったこと、平蜘蛛を始めたした名物が燃えてしまったことを嘆いているのか、信長の気持ちが分からない。信長が何かを怖がっているように見えると言う。祟りを恐れて泣いているのではないかと。帰蝶は、他にも示唆的なことを多く語っている。

つまりは、信長は追う側から追われる側になったことで、疑心暗鬼になり始めたと言うことかもしれない。帰蝶にも疑いの目を向けている。そして、その延長線上に、平蜘蛛について光秀が嘘をついたことを悲しんだということ。

信長にバレちゃってる

久秀と戦となる前に光秀が久秀のところに行っていたことがバレていた。忍びを配していたと言う。それを伝えた上で平蜘蛛の行方を聞いてくる信長。その意図を光秀は分かっていながら、それでも平蜘蛛の行方を知らないとシラを切る光秀。そりゃあ信長は泣くよね。大好きな光秀に嘘つかれちゃったんだから。そして、信長は自分の限界を知ったのだろう。久秀が同じく自分の限界を知ったように。だから、信長は、久秀が光秀に討たれたように、最終的には自らも光秀に討たれる覚悟ができるのかもしれない。ただ、秀吉が絡んできているようで、現時点では、怒りの感情の方が優っているようだが。

蘭奢待の分割

信長は、本気で親切心から正親町天皇に蘭奢待を贈った描写があった。もしそうならば、これは信長の限界と言える。光秀の前で、自らをたわけと卑下している点からも、信長は自らの限界に自覚があるような気がする。

全方位に気配りできている光秀

信長は、天皇、久秀、信長、その他数多の人間との関係で全方位で気配りし、関係を保つ光秀に対し、恐れていたのだろう。帰蝶が言う泣いた原因が、光秀が皆に好かれていることであったと考えると、その後の平蜘蛛のやりとりについて理解できる。