八巻が協力者という妨害者なのがなんとも…溝端淳平氏、良い味出している。最終的に残念な結果になるイケメンという、この手のキャラの第一人者…と言いたいところだが、このジャンルもライバル結構いる。
奄美大島の入れ替わりの伝説
戻る手立てがありそうなことが提示された。ついでに、その鍵となるのがシヤカナローの花だろうということも仄めかされた。入れ替わりなど非科学的だが、一応、鍵となるものが出てきたので、『天国と地獄』世界では成り立つとして受け入れるしかない。まあ、こんなものに実際のところ説得力はないが。
ポンコツ八巻
街中で捜査関係の話を携帯でベラベラ話す八巻。これきっといつか足を引っ張ることになるのだろう…と思っていたら、卵焼きの味に関する会話でなんとなく嵌められ、手袋の件で、外見彩子で中身日高に、入れ替わりについて八巻が気づいていることを察知されてしまう。八巻くん…ポンコツだよ。カッコいいのに何故、溝端淳平氏は何故こんな役ばかりなのか、残念でならない。純粋にカッコよくて、主人公の溝端淳平氏、本当に見たいのだからだなぁ。八巻役は、単に翻弄される役かと思いきや、残念な人属性で翻弄される役という二重の重り付けられているから、残念すぎる。まあ、イケメンだけど残念な人役はハマり役といえばそうなのだけれど。出てくるだけで、残念な結果になるのだろうなと思ってしまうから。
手袋
なんかどうでも良いことを、たらたら見せられている気がする。この手袋ネタ、1話完結の『相棒』なら、5分使わずに終わると思う。それを何話もかけて、見つからないだの、代わりを買うなどとやっている。間延びした感じ。事件が1件しか起きていないからだろうなと思う。手袋なんて無くしたままで良いよ!と言いたい。
北村一輝氏演じる河原三雄
最初はキレ者のように登場したと思うし、今もその位置付けで描かれている気もするが、この人、単に立ち回り良く動いているだけではないだろうか。別段、頭の良さは感じないし、行動力もそれほどに見える。その意味で、入れ替わり前の彩子とは良きライバルだったかも知れない。しかし、中身が日高になった彩子には、歯が立たないだろう。その意味で、同じような描写であっても、相対的に能力が低く見えるのかも知れない。演じる北村一輝氏からは、その能力の微妙さは感じられず、自信家のキレ者風に演じ続けられている。まあ、相対的能力差の話なので、それはそれで良いと思われる。