Golden Time

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【ゲキカラドウ】第6話 ユカタンと言えば…


銭湯は簡単に契約取れそうとか言ってる。非常にシンプルなフラグ立てしている。しかしこの銭湯、絶対に契約が取れない仕掛けがあった。これはなかなか良いが、その理由は邪道ではある。

56歳には全然見えない。

老舗銭湯女性経営者を評して、猿川は56歳には全然見えないと言う。演じる朝加真由美氏は65歳。「全然見えない」とは、どっちの意味なのか?普通若く見えるということだが…まあ、確かに56歳より若く見えると言えるが…。実年齢65歳で、ドラマの設定上、56歳としたのは、数字をひっくり返したようにも見える。このことから、制作が、わざとやっている可能性がある。しかし、これはそれほどのネタとも思えないので、もし意図的であれば、そんなとこに注意を向けさせるのではなく、ストーリーに没入させてほしい。65歳の俳優を56歳設定にして、更にもっと若く見えるということをわざわざシナリオに入れることの意味はわからないから。

牛乳以外置かないポリシー

このポリシーは、控えめだが芯は通っている感じ。しかし、「昔ながらの銭湯」というものを知らないが、牛乳しか置いていなかったのだろうか。そもそも昔と一口に言っても、この銭湯、240年の歴史がある。つまり、江戸、明治、大正、昭和、平成、令和と経てきたわけで、一口に「昔ながら」と言っても、単に経営者の主観の範囲に過ぎないのではないだろうか。そもそも江戸時代の銭湯に牛乳が置いてあったとは想像しづらいし。まあ、これも最後は、谷岡と組んだ芝居だったというオチなのだが。このオチは、視聴者を引っ掛ける仕掛けとして邪道とも言えるが、別に推理ドラマでもないし、それで良いと、第6話にして考え直した。まあ、チープさが魅力ということだけれど。

ユカタン

今回がメキシコ料理だと分かっていたために、この名前が出た時に、真っ先にメキシコのあるユカタン半島が浮かんだ。なので、まあ、語呂合わせとしてはヒネリなく、ちょっと弱いかなという感じ。しかし、こういう強引なこじつけが、『ゲキカラドウ』の魅力なのかもしれないと第6話にして考え直した。まあ、チープさが魅力ということだけれど。

ゲキカラは見かけによらない

いつも真剣勝負で立ち向かえ。慢心するな…を教えるために、猿川をメキシコ料理に連れて行く谷岡室長。その大げさなところは良い…と第6話にして考え直した。まあ、チープさが魅力ということだけれど。

今回は研修回ということか?

240年続いた銭湯であるが、もう閉めるという。猿川の営業は失敗したというか、成功しない案件だったが、銭湯を出た時に吹く風は、メキシコ料理店を出た時に吹いた爽やかな風と同じだったろう。