送信:情報がほしい
受信:あなたにとって正義とはなんですか?
一休さんのとんち話からスタートする第4話。結局、このとんち話のオチは不明なまま第4は終わる。
高級ホテルときて"にゃんグリラ"。シャングリラホテル東京のことかな…
何か変な小技に色々気づいた第4話である。以下に見ていく。
信頼関係が必要だから本当のことを言え by 咲良
まあ、指殺人対策室に自ら来たわけだから、依頼者が歩み寄らなければならないのは、その通りだろうが、言いたくないことはあるだろうな。特に、夫と一緒にいたら本当のことは話せないのも無理はない。これは難しい話。しかし、安易に信頼関係を語る咲良だからこそ、夫に、妻を大切にしてあげろと言えてしまう。咲良は被害者に寄り添わない。ただ自分の正義を押し付けるだけ。こういう人、本当に怖い。客観的には、夫は、何も知らない立場なのに。それは、夫も万丞も変な顔をするはずだ。ま、旦那がちょっと普通でないということに気づいたのは正しいが。
夫
ははははは。この人、すぐ犯人とバレてしまうから楽しいね。この回は、如何に夫が他人を利用して小犯罪を起こすかを楽しむ回だった。ただし、ストーリー中のこの夫は哀しい男。笑ってはいけなかった。
自宅
真壁澪の自宅…『おじさまと猫』のおじさまの自宅じゃないか!同じテレ東で、同じクールで豪邸の使い回し。まあ、節約できるからね。
指紋付き包丁の入手とその防犯カメラ動画
夫が包丁を入手できたのも都合良すぎであるし、それを防犯カメラが捉えていたのもご都合主義に過ぎる。
シャトー・ラ・トゥール
ラトゥールというのにラベルが違うぞと思ったら、"シャトー・ラトゥール(Latour)"ではなく、"ラ・トゥール(La Tour)"なのか…なんだこりゃ。偽造にもなっていない偽ワイン飲んでいるのか…酷いな。柊さん、こんなの持ってSNS投稿なんてかなり痛いぞ。
ストーカー?柳田
彼が一番生きづらさを持って生きているにも関わらず、指殺人対策室の面々に犯人扱いまでされている。ストーカーと言われていても実際は他人との距離の取り方コミュニケーションの取り方が分からないと認識している人だった。柳田にとって、ネット社会はかなり生きづらいだろう。今回も、目撃情報が晒されまくってしまっているから。指殺人対策室は、彼も救うべきだ。そんな彼に声を掛けたのが羽鳥だ。羽鳥の行動と板長さんだけが柳田にとっての救い。
美味しいところ持ってく山本耕史氏
珍しくこんなに早いタイミングで、山本耕史氏が演じる羽鳥に良い人フラグが立ったぞ!山本氏が「まじめなんだってな、あんた」と言った場面は、間違いなく第4話のベストシーン。乾杯!
結局、今回も指殺人は起きなかった
うーん、再度タイトル倒れしてる。やはり無理がある。ま、殺人を未然に防いだということになるのだろうが、4話まで来て指殺人の既遂が1件とはなかなか酷い。