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【天国と地獄】五木樹里という女性


日高が、彩子と入れ替わる前に既に誰かと入れ替わっていたという前提に立つ。特に、陸に対しときめきを感じているように見える描写や、ホテルの秘密の部屋に男性の部下、富樫と来たことがあるという台詞から、日高は女性ではないかという疑いがある。もちろん同性を好きになるという可能性もあるが、実は日高の中身は女性という考えも捨てがたい。

誰が、日高の中の女性なのか?

中身が彩子になった日高の事情を、すぐに察して社内対応をしたのは、日高の片腕といえる五木樹里。この五木が既に日高と入れ替わっていて、五木の中身が、元々の日高だったら、このような素早い対応は理解できる。また、社長の片腕としての五木の中の人が日高となれば、中身日高が、コ アース社の中心にいることになるので、経営上の不安は大幅に低減される。

何でもありになると、視聴者がついていけない危険性

彩子に会う前に、日高と五木が入れ替わっていた場合、更に日高と彩子が入れ替わったので、中身は次のようになる。

彩子:中身は五木

日高:中身は彩子

五木:中身は日高

更に、第6話で、老紳士の首を絞めたように見えた行為は、実は入れ替わりの儀式だった可能性もある。つまり、"肉体が彩子"の中身が更に入れ替わったと。もうこうなると、話の筋が分からなくなるのだが。

仮定から導かれる結論

彩子に出会うまでに、五木と日高が入れ替わっていたとすると、この殺人の最初は、五木に殺したい相手がいて、それを日高が支援したという感じになる。

紙切れのメモがラブレターではないこと

ラブレターとして扱われていたメモは、歩道橋の女が五木であるとすれば、大事にしていることは理解できるし、特別な紙に書いているわけでないことも納得である。なぜなら、それは自分用のメモであり、五木の中身は、その段階で彩子にあるのだから。彩子(中身は五木)が、大事にロッカーに隠すのも当然である。

メモを残す必要性

これ、かなりアサッテな考えだけれど、メモとして残さないと、入れ替わり前の記憶がなくなるということは無いのか?つまり、入れ替わった先の経験を積むことは、入れ替わった先の人になっているということ。それが無意識のうちに当然のように受け入れられ、元の人格が消失するとか。そうなると、結構面白いと思うが。

同級生という強さ

五木と日高は同級生。社会人になってからの出会いではない。同級生…いつからなのか?小学校時代からだったら?