詰将棋のように、空が自分の出生の秘密にたどり着こうとし、一方守備側の碧はそれをかわそうとして大失敗するも、最後は円満に…という形でストーリーは進む。コメディならそうなるか。変なシリアス話に振れて行ったので心配したが、コメディ健在!しかし、付け鼻毛は要らない。あれはコメディではなく、ギャグ。
母ちゃん誰?
これ、目の前の碧が誰なのかという意味なのか、それとも空の本当の母親は誰なのかという意味なのか?前者なのだろう。まあ、どちらにしても変わらない気もするので、これを考えることにあまり意味がないのか。
空という名前の由来を話す空
動揺しているのかもしれないが、空は、自分自身も知ったばかりの、自らの出生の秘密を光に話すか?空は光の家庭事情を知らないとは言え…光は家族は揃っているけれど帰省するなと母親に言われている男なのに。光の受け止め力が強くて良かった。
更にサリーにもベラベラ喋る空
空は、何でそんな躊躇いなく、周りに話すかな、自分の出生の秘密という重い話を。まあ、実際は碧のついた嘘だけど。これは動揺の裏返しなのかもしれない。しかし、結果論だが、空はサリーには告白して良かった。
碧が嘘をついた理由
空を愛するが故に…というより、空がいなくならないようにということか。それはそれで親としては悲しい…悲しい嘘。
物語中のサリーの存在理由
無茶苦茶なキャラだと思っていたが、一連の空の出世の秘密の話という深刻さの中では、絶妙に違和感を生み出す、狂言回しに最適なキャラだった。このために存在したのか、サリーさん!
こころちゃん…?
こころちゃんって誰?光の新しい彼女ということだが、咄嗟に出た嘘にしか聞こえない。これまで"こころちゃん"なんて名前出たであろうか?ありそうなのは、こころちゃんというのは、アニメのキャラとかそんなのの名前で、それが空にバレて、光は空が好きと告白することになる…というのが想像される今後の展開。
コメディなのにシリアス展開
主人公親子が、実の親子ではない…何でこんな重い話を入れてくるのか、コメディで貫けば良いのにとやはり思う…思ったが、次回予告で、面白そうな予感。これ、最終回に向けた、トンデモ展開へのやむを得ないシリアスだったのか!
一ノ瀬なにがし
クズなのだけれど、憎めないクズのように描かれそう。コメディだから仕方ないのかもしれないが、やっぱりクズはクズに描かないといけない気がする。ここにコメディは要らない。というか、それは逆で、コメディにクズはいらない。