Golden Time

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【ネメシス】第2話 妹の夢を支えきれない兄の悲劇


第1話でちょっと全体的なトーンについて行けず困ったが、第2話では少しついて行けるようになった…そう言う問題なのか分からないけれど。このドラマは1話完結の刑事ドラマの前後にアンナの出生の秘密絡みのドラマが付加される形で進むのだろう。この進行は違和感ない。

相関図

ドラマの相関図ではなく、栗田作成の相関図がクローズアップして映るのだが、その中に気になるものがある。

  • 始と少女が映った写真に「Nemesisネメシス」とタイトルがつけられている
  • 美神アンナ 2002年4月15日誕生、6月1?日日本出国→ノルウェーオスロ、11月オランダアムステルダム
  • 美馬芽衣子 1978年5月9日生、A+ GE10.6

カンケン…カンヨウコ…

始が事故を起こした際、栗田と風真が現場に来た時、別の車が入れ違うように現場を立ち去っている。この車の正体は不明。そしてそこで美馬芽衣子は「カンケン…カンヨウコ」と呟いて命を落としたようだ。あくまで事故であるが、始は逃げるように運転していたので、ひょっとしたら現場から立ち去った車に追われていたのかも知れない。

私の3つ上で17です

これ、依頼者は14歳。セーラー服も着ているし、中学生ということが確定。当たり前だけれど、こう表現することで、説明が1つ省けるのでドラマの中の時間の節約となる。これが、「私の3つ上で18です」となると、この少女が中学生か高校生か分からなくなるので14歳という設定は大切である。

栗田が少女の依頼を受けた理由

少女が兄と育った養護施設の写真を見て、栗田は、芽衣子の写真の背景と同じことに気づいたため。このため、珍しく調査に同行し、養護施設について行っている。ここで美馬芽衣子の身元が19年振りに分かる。

道具屋 星 憲章

相関図にある星憲章にあるタグには「超職人気質の道具屋」とある。「超職人気質」って…単に変人なのをそう呼んでいる。作業用の椅子はAKRacing社のゲーミングチェアを使用しており、そういうところはこだわっているようだ。

嵐のラップ担当の血が騒いだか?

ずっとお預けだったけど。最後の最後に出てくる櫻井翔氏のラップ。

アンナ:風真さんもラップできたんですね

風真:うん昔やってたからねカザラップ

これ、櫻井翔氏が嵐でやっていた"サクラップ"を掛けているのだろうなぁ。風真のラップだからカザラップ。櫻井のラップだからサクラップ。こんな形で櫻井氏のラップが出てくることに対し、櫻井氏ファンはどんな気持ちなのだろう。櫻井氏のラップが聴けて素直に嬉しいのだろうか、それともドラマにサクラップが消費された気分になるのだろうか。

詐欺参加の理由は妹が大学で留学したがっていたからと他人が言うこと

つまりお金が必要だということ。それは理解できるが、これを妹の前で、本人以外が言うのは、どうなのだろう。兄の詐欺への加担はお前のためだからなと言われた妹の立場…しかも、このシーンでは、妹は蚊帳の外。普通こう言う場合、兄妹の別れを描くのが常道な気がするが…妹は言葉を発することなく、表情もなくただ突っ立っているのみ。これがリアルさなのかなぁ、理解できない。

これがネメシスの力だ

サラッとこんなこと言っている。オープニングの家系図的なものの中にもネメシスって書かれていた。まあ、名探偵コナンにおけるAPTX(アポトキシン)4869的な何かと推測。

タカとユージ

また出てきたか…何で昔の人気ドラマを連想させるコンビのレプリカを出してくるんだろう。

完全にコナン

小五郎役を風真、コナン役をアンナが担っている。単発ドラマなら良いけれど、連続ドラマでこれをやると、どうしてもコナンを意識し過ぎてしまい変な感じである。

「違和感を感じた」

風間が、GPS付きの靴について謎解きしている際、

そもそも私が最初に違和感を感じたのは

と言ってる。違和感は感じるものではなく、覚えるものと言われることが多いが、ここは敢えてなのだろう。会話だし、ガサツさが風真の個性の1つのようだし。

あぶない刑事

遂に櫻井翔氏演じる風真に「あぶない刑事だなぁ!」と言わせている。あ〜あ。秘すれば花なのに。というか、やはり刑事コンビにタカとユージという名前をつけ、さらにあぶない刑事と呼ぶ、しかも1のみではなくレギュラーで使う。これを面白がる人がこのドラマのターゲットかぁ。どう言う人なのだろう。