Golden Time

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【リコカツ】第3話 破天荒だが生々しくリアルな登場人物たち


失礼ながら安直とも思えるタイトルやぶっ飛んだ設定、誇張されたキャラクターからは想像できない、各人物の思想がリアルなドラマ。なんか凄いドラマな気がする。

母親たちが始動した

紘一の母親は陣屋で働いているのかぁ。ところで陣屋は箱根じゃないんじゃない?鶴巻温泉でしょ?…まあ、鶴巻温泉と言っても関東以外の人には分かりづらいし、小田急線で箱根に行く際の途中にあるし、ドラマ世界だからその辺りはどうでも良いことか。

現時点で、紘一、咲の両親合計4人のマトモさランキングつけると、

①紘一母、②咲母・紘一父、④咲父…かな。

紘一母は思慮深くかつ自力思考、咲母は曲者、紘一父は頑固者、咲父はダメ人間という個人的感想を織り込んだ順位。

咲の母が来たため咲と紘一が同衾してる

夫婦なのだから当然か。仮面だけど。まあ、お約束のドタバタを演じている。この寝室シーンは描きながら、陣屋ハネムーンの場面では、就寝シーンはない。自宅での就寝シーンを描きながら、新婚旅行での就寝シーンを敢えて描かず、夜のラウンジシーンから翌朝のチェックアウトシーンに移るの凄く良い。

眼鏡姿可愛い

自宅の咲というか、咲を演じる北川景子氏、可愛い。陣屋にいるときは、夜でもラウンジではコンタクト。本当の自分を見せるのは、本当に身近な人のみということか。恐らく眼鏡姿というのはコンタクトを外し、化粧も落としたすっぴん状態を表すのだろう。となると、紘一には自然に眼鏡姿を見せていることの意味があるのかもしれない。まあ、そんなことはないか。自宅だからと言うことか。

ほんとダメな一ノ瀬さん

バーベキューのことはシラを切るし、新婚旅行?前日の壮行会で延長戦に持ち込もうとするし、こいつどこまで悪意あって、どこまで天然なんだ?こいつはダメなヤツだ。

旅館の外国人客と英語のやりとりをする紘一母

演じる熊本大学卒業宮崎美子氏の本領発揮といったところか。前話では英語が全く話せなくて困っていたから、成長したという設定。

コメディの皮を被った悲劇

言い方がおかしいが、いい感じのドラマな気がする。なんというか、設定と登場人物の言動は破天荒なのだが、それらの人々の行動の根幹にあるものは実に生々しくリアルな印象。久々にこういう感じのドラマに出会えた。

柔軟な紘一

この人、やっぱり思考の柔軟性が高い。母親の考えをちゃんと尊重できる。これは父親とは違うところ。まあ、やっぱり影響されやすい人間だったとも言えるが。

まだ、あなたの妻だから…

今回は「まだ、君の夫だ」の逆パターンか。ひねりが来るのはやっ!と思ったが、今回は第3話だから、三段オチということか。

よく考えたら命の恩人

任務とはいえ紘一は咲の命の恩人である。咲どころか、こっちも忘れていた。咲は命の恩人を結構邪険に扱ってたんだなと言うことは理解した。

次回予告

うーん、感動的悲喜劇物語も今回のみで終わり、次回はまたシュールなドタバタコメディに戻りそうだな。少し残念だけど、耐えて次の機会を待つか。3話に1話の確率で有れば、確率的にはまだあと2回期待できる。

第3話までで、咲が紘一を見直すというか、愛情らしきものが芽生えてきたところで、次の第4話は、咲の元カレ登場で、これまで咲のターンだったのが、紘一が疑心暗鬼というか苦しむターンになるのかな。紘一ターンが3話続いて、その後クライマックスフェーズに入るのかな。