本当に仲の良い4人である。そして喧嘩もする。ただ、男達の動きが、あからさまに、ナチュラルに、どう見ても恋の予感みたいなのになってる感じもして、コイツら…と言う気がしてきた。そういうの、早いんだよ!もっと男女の友情みたいなの見たいんだよ!恋愛要素はそれあってこそなんだよ!みたいな。
男2人、女2人
女2人が気まずくなってて、それぞれを男2人が1人ずつケアしてる感じ。組織で一生懸命働いている真柴には組織運営に疲れた駿が、孤高のアーティスト羽瀬にはこちらも一匹狼的仕事をしているカウンセラー陽人がケアしている。男性陣のチームプレイ素晴らしい…と思ったら、お前ら2人とも下心あるんかい!しかし、女の方も2人とも満更でもない感じになってる。入り方が友情っぽい感じだったのが、終わってみれば恋愛になってるような、しかも、男たちがそうなるように仕向けてるような描写に見える。ただ、これ、あくまで見えるだけなのがミソ。これは恋ではない、友情であると言えなくもない辺りで止まっていると言えば止まっている。
真柴と羽瀬
この2人は、第3話で、友情とまでは無理だがある程度親しい関係になれた。真柴のお節介さと羽瀬の不干渉さの間をとるというか、間を埋めるようにお互いが摩擦を起こしながら落ち着き場所に到達した感じだった。羽瀬が真柴のことを分かっていながら反発してしまったことを反省し、自ら歩み寄っているのは、大人になるとなかなか出来ない行動だなぁと思える。そしてこの2人の歩み寄りが、駿と陽人の男2人のお膳立てがあって…という感じに見えるのが、良いのやら悪いのやら。しかも陽人は、カウンセラーを仕事にしており、一癖も二癖もあるわけで。突っ張っているようで、結構素直な性格の羽瀬では、陽人の巧みな話術に太刀打ちできないだろう。危険だ、羽瀬さん!
早くも恋人になっているとして、まだ第3話
真柴と駿…なんだこれ、最終回なら分かるけれど、第3話でやる内容じゃないなあと思う。そういえば、謎のキスが第2話にあったが、あれはまだ、謎感があった。しかし今回の手繋ぎは、友情の割合がかなり低い手繋ぎに見えた。ただ、第3話だからこそと言うのはあるのかもしれない。いい感じになってきたところで、シェアハウスだからこそのズレが出てくるのだろうなぁ。一方、羽瀬と陽人の方は、これはカウンセラーと依頼者の関係に見せかけた陽人の羽瀬の取り込みのようにもなっていて、怖いわと思う。
着飾る恋と言いながら…
男湯、女湯に分かれているとは言え、真柴と駿2人きりの露天風呂シーンがあった。これ、裸の付き合いであり、タイトルである『着飾る恋には理由があって』の着飾ると対極の状態になっていたの良い。未だ壁があるとはいえ自らを曝け出すという意味かな?また、何故か真柴の服が流されたため、珍妙な服を駿が買ってきてしまうのも、とても着飾る服とは言えないものであり、タイトルに対して喧嘩売ってるような衣装となっていた。この辺りはラブコメとして良い感じの描写だなぁと思った。