第1章で心の恋人(かごめ)に死別し、新しい恋人(3人のいずれかとのやけぼっくいに火がつく可能性は低そう)と結婚するまでか、更に結ばれてから離婚し、4人目の元夫が生まれるまでが、後半戦に描かれるのだろう。
とは言え、前回のマウントとってくるキャラの濃過ぎる謎社長が無かったことにされてて笑う。
変な合コン
座り順。男性陣は奥から、佐藤、田中、中村。女性陣は奥から古木、小谷、三ツ屋。奥の佐藤と古木はペアで正面に座っているが、他2人のペアが入れ違っている。なぜ?深い意味はない?しかもこれ、女の側が一方的に寄ってきて、男の側が歩み寄ろうとしたところに女の側から別れを切り出すための合コン。
餃子の包み方に乱れ
佐藤と中村は具があるが包みきれていない。ごちゃごちゃグチャグチャの人間ということか。しかし一方の田中の乱れ方は、具なし…。外面だけで中身なしの空っぽな人間ということか。
佐藤の色気、中村の笑顔、田中の…
3人の魅力…佐藤と中村の正解を見ると、物語中では言及されなかった田中の魅力は、想像できない。そもそも黙っていても女の方からやってくる人間なのだから。全方位的にモテる人に対する自分だけが見つけた魅力というのは、どういうものか気になる。
田中のコンビニでの買い物
ホッチキス、ストロー、靴下。この内容から、誰のための買い物か想像しろということか。前の2つは片っぽ抜けたパーカーの紐を通すための道具。そして靴下は、靴下に穴が空いていることを気にしない人間のための買い物。田中は渡せなかったが、一度靴下は買っている。これだけなら、買い物依頼の主は、かごめなのだが…違った。このトリックはうまい。また、そもそも靴下は依頼には入っておらず、田中が自分の意思で買ったと思われる。
いきなりの展開
かごめが心筋梗塞で亡くなるのか。あまりの展開すぎて忘れてしまいそうだが、イケメンだが悪人ぽいビジネス相手の社長との話は有耶無耶なままなのだが。その脚本、ズルい。
第1章は3人の元夫のキャラ確認の章
結局、第1章は、第2章に向け、3人の元夫それぞれに付いてきた女性を使って、3人の元夫はどう言う人間なのかを掘り下げた。掘り下げが終わったので3人の女性は物語の役目を終え、退場した。退場したことを徹底させるために、1年後という時間をおいて第四の男が出てきたと。第2章は、第4の男と3人の元夫との賑やかな展開がやってくるのだろう。
かごめという存在がいなくなった後のとわ子の世界
ある意味、かごめはとわ子と子供時代からずっと恋愛もしくは恋愛の代替となる関係だったと言える。そして、とわ子も。その相手が亡くなり、一人になった第一章。次から新しい世界が始まる。そのために、かごめの喪が明けた1年後が変愛ものとしてのスタートになる。
1年あれば謎の押しかけ三人組の女性とも精神的にも現実の付き合い的にもきっぱり切れているだろうから、完全リセットで第2章に入るのだろう。言うなれば、三人の元夫チームと夫候補の戦いというかジャレ合いを見せてもらえるということだろう。かごめ亡き後の精神的支柱の座を賭けた戦いという感じかな。
それにしても、ストーリーのためにかごめを殺したことになるので、ちょっと残念。
あと気になるのは、かごめのマンガの投稿結果。いきなり1年後に舞台が移った場合、どう描いてくれるのだろう。簡単な回想シーンとか?それともマウント好きの謎社長のように無かったことになるのかな?