Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【彼女はキレイだった】第2話 ツンの終焉、デレの始まり


宗介はまだまだツンタイムでスタート、しかし、愛は最後にとんでもない爆弾を投下する。展開は速い。しかし、速過ぎて何が何だかわからない可能性がある。次回第3話で、何で宗介そんなにデレてるの?あなたの頭の中で何が起こったの?となるの予感してる。

嘘には寛容な宗介

宗介は、愛(偽)の嘘について、あっさり受け流していた。これ、嘘に寛容というより、愛(偽)に甘いということだよね。きっと。今の状況で、愛(本物)が嘘ついたら無茶苦茶罵倒しそう。

拓也

コンビニおにぎりのフィルム外せからの、お昼食べてないでしょは、優しさというより厚かましくメンドクサイやつに思える。そんなことせず、素直にラップしたままのおにぎり渡せよ。観ていた人たちの多くはどうなのだろう。恋のライバルとして宗介と並び立つようにするための拓也上げとしての効果はあったのだろうか。

宗介が仕切る朝の企画会議

拓也何も発言していないが…宗介は何で指さなかったのだろう。

モストが大好きな編集長

お飾り編集長と自分で言うような池沢蘭子編集長であることは分かった。しかしモスト愛は人一倍ということから、何か隠れた能力を発揮してくれるのではないか。そもそも池沢を演じるのがLiLiCo氏というのがもう只者なわけない感に溢れている。

プロの自覚とは?

宗介の言うプロの自覚の意味は分からない。職場配属したら途端に10年従事しているかのように働けと言っているのだろうか。そうであれば、総務として契約した人間を編集部に編集者として配属させてこれを言うのはおかしい。少なくとも、ニューヨーク帰りなら職務記述書は知っているはず。文講出版には職務記述書はないだろうけれど、愛がどのような職務内容なのかは理解しているはず。ならば、プロの自覚と言う言葉は、少なくとも現時点では無いのではないか。逆に総務部要員の雇用条件で雇ってプロの編集として扱うことこそダメだろ。大丈夫か、宗介。

成田と羽田の間違いは宗介のミス。自分のミスと分かっているのか間に合うこと優先なのか、タクシー車内では余り攻めなかったが、空港で愛を責めまくる。これはかなり重症。それにちゃんと反論する愛は偉い。仕事上も偉いが、宗介のためにも良かった。職場に戻って目が合っても、愛からは逸らさず、宗介が逃げる。これは良い兆候。ツンな上司にキレる部下。ツンがデレになるのは、これがきっかけになるのかな。

牙を剥く雄ライオン

思うに、宗介は愛を何を言っても問題のない小動物だと思っていたのではないだろうか。全く気にならないのでは無く、興味はあるが別に恋愛とかそう言うのでは無くて、何でここにいるのだろうという目新しさ。普段見ないタイプの人間ということで。そんな中、愛は宗介に牙を剥いた。よく考えれば、愛自身は新しい環境に馴染もうと努力はしているし、宗介までは届かないにしても、周囲には能力自体も認められている。これで、どこに行ってもやっていける感触を掴んだのかもしれない。その上で、宗介に噛み付くのである。蜂の一刺しではなく、何度も噛み付く。おまけに会社に戻っても、目が合ったら自分から目を逸らすことはしない。宗介の方が部屋のブラインドを下ろして逃げる。これ、百獣の王の風格。つまり、愛のあの髪型は雄ライオンのそれということ。恐れるものは何もない。

誰だってみんな真剣

このセリフだけだと完全には刺さらないかもだけれど、後の電話でブチまけられたことと合わせ技で、自分が過去、愛にしてもらったことを思い返したのではないかな。誰だってみんな真剣の意味。自分の責任を果たすために他者を利用することばかり考えていた自分の生き方と自らの正義に従って動いてくれた過去の愛、そして、空港でも自分に対してちゃんと指摘してくれた今の愛。宗介は自分の行動のマズさに気づき始めたのかな。

狭い世界

第1話で宗介と梨沙が偶然出会ったかと思ったら、第2話では梨沙と拓也が偶然出会う。これはどこの東京の話だ?ドラマとはそう言うものだけれど、ちょっと偶然とするには連発しすぎな印象。

梨沙と宗介の電話

「毎日元気いっぱいってわけにはいかないよ」と言う梨沙(偽愛)に対して、「そうだよな」と呟き気味に言う宗介。ここで宗介の頭に浮かんだのは、今現在のバタバタ働く愛のことだろう。やはりデレの兆候。

オムライスから始まる恋?

梨沙が宗介に惹かれ始めている感じ。これはまずい。まずい。余裕がなくなっている時に、嘘をついて会うのはダメだということだな。梨沙が好きになること自体は悪くない。愛として会っている梨沙が宗介を好きになってはいけない。

仕事で色々あってさ、少し落ちてた

宗介のこのセリフ、「色々」の意味は何だろう。1つだけなら「色々」とは言わない。海外一流デザイナーとの交渉が完璧でなかったこと以外に何かあったという意味とするならば、愛とのことも、気にしているということ。これ、宗介が単なる自己中心的人間ではないことを表しているのだろう。

最後に事実の告白

とんでもない爆弾を第2話ラストに仕込んでくるな。これが宗介のデレモード突入の号砲。

次回予告

第3話で早くもデレかぁ。予告にいろんな人がいろんな人とハグしてることからも、ツン終了のお知らせだなこれ。

デレが速いのは理解できる。ツンは、マンガならまだしも生身の人間が演じると、かなりキツいから。しかもツンと言うより単なるイジメにしか見えないものを見せられることになって、それこそ本命男子のはずが嫌なやつになってしまって、演じる俳優にとってマイナスにしかならない。描く方が工夫すれば他に方法がありそうだが、とにかく特定人物へのイジメを長々と描くわけにもいかないだろうから、デレは早期に現れるのだろう。