やっていることからしてプリティウーマンの男版なのかな。ただ、会社の中に連れてくるのは、副社長も合意していてもちょっとやりすぎな気がする。社内のバランスが崩れかねない。
単なる乙女ゲーム
こう言われるのも仕方ないかも。他業種からの出資というのはそういうこと。何か差別化要素が欲しいと言っているのだろう。しかし、それは少し視野が狭く見える。自社のセールス展開にとっては今は無い部分を取り込むチャンスでもあるから。その判断の上で「単なる乙女ゲー」と言われているのだろうが。
企画書読まずに出資検討
食事やゴルフに誘う出資者。これ、「単なる乙女ゲー」と言う出資者と丙丁付け難い困りもの。ちゃんと企画を見た上で付加価値がないと断る会社と、最初からプライベート目的で出資しようとする会社というか会社社長。第1話でこういう対比を持ってくるの良い。
元同僚?
打ち合わせした会社のロビーで会った元同僚。物凄い咬ませ犬フラグで良い!
面白いゲームを世の中に出したいだけ
泉美はそう言うが、出資者はそんなこと考えていないことも多いと認識する必要がある。
面白いゲームを世の中に出したいだけ…なら、全て自己資金でやれば良い。形態は限られるが同人ゲームでも世の中には出せる。だから泉美の発言は、ビジネスをしようとしているのにビジネスではないかのように語っているとも言える。この辺り、泉美は弱いから倫久がうまくサポートする必要がある。
やりたいことにお金を出してもらうのは、応援してもらっているか、リターン期待のどちらか。個人ではなく会社を相手にするならリターンはお金だし、個人なら付き合いとかそういうのになるのは、非難できるものでも無い。そもそも面白いゲームなのかどうか出してみないと分からない。結果が出るまでは独りよがりなものだから。おおてならそこをプロモーションやタイアップでヒットを演出するのだろうが、ベンチャーなのでお金が限られていると。
ブレインとフロントマン
泉美は、女社長と女をことさら強調されることに腹を立てているようだが、それもあってかフロントマンとしての役割は果たしている。またゲームを育ててもいる。一方、ピグマリオン効果の話や起承転結の話等から、ビジネス参謀として倫久の役割は大きい。ビジネスとしては、泉美と倫久は補完し合う良いパートナー。
酔っ払っていて自分から誘う泉美
会社内で倫久さえも付き合っていたことを知らないと言う泉美が、酔っていて好みならば、あっさり誘うのか!こりゃ知られていないだけで何やってきたか分からない人だな、泉美は。
先に進んで「一夜の過ちを気にするような歳でもないんで」とも言っている。会社内、どれだけ情報弱者なのかと言いたい。
ゲームプランナー入門
こんな本がオフィスにあるが…ベンチャーなのに、なぜ入門?新人採用しているのかな?そんなに余裕のある会社なのか。これ、ドラマ制作スタッフの資料用ではないかな。それにしても違和感。こういうのやるならいっそ「ゲーム理論」の本を置いて欲しかった。それならばギャグになる…と思っていたら、新人?の話がいきなり出てきた。
「だよね」倫久
ディーン・フジオカ氏に何言わせてるんだか。当て馬感を出すためなのだろうか。しかしセリフが倫久とリンクしない。
4年前のエピソード
社長、アイディア出しするの遅すぎないか?だから予算も納期も社員に心配されるのだよ。これを成功エピソードみたいに描くの変。
理香子
結婚して子育てをする地元の友人らしき理香子。
綺麗に片付いた都内の高級マンションの薄暗い部屋のソファに一人座る泉美と、子供2人が暴れ回りオモチャが転がる明るい部屋のソファに子供を見ながら座る理香子。この対比。
10万円の借金で殴られる王子様
近寄らない方が良い。再度家にあげるのも危険だし…というより、ラーメンとチャーハンって。そんな炭水化物メインの食事より、もっと栄養のあるもの食べさせれば良いのに。
彼はあの頃の私だ
抽象的にはそう言えるかもしれないが、環境から性格から違いすぎるので、そんなことは言えないと思う。
たった10万
スーツ1着だけで超えてるだろうから、たったと言われると悲しくなるだろう。たった10万円でビルから飛び降り、殴られていたのだから。
ただしこれ、単なる乙女ゲームと言われた泉美と対になっているような気がする。自分にとって生きるためには大きなお金の価値を「たった」と言われたくないのと同様、幸せに生きるためには大切な乙女ゲームを「単なる」と言われたくない…お金と生きがい、こういう対比になっているのかな。