Golden Time

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【TOKYO MER】第6話 予防的医療事案のはずが大活躍


予防的な出動だったのが、3チームに分かれての行動とかいきなりハードルが上がる展開、上手い。テンポよく冬木先生のエピソードが進むし最高の展開だなぁと思ったら…ラストにがっかり。都知事の身体の問題が出てきたよ。なんてチープな緊張感の出し方なんだろ。キーパーソンが体に爆弾抱えていて、最終回近くでそれが破裂するという展開だな…こういうの飽き飽きしてるのだが。1話完結部分は完璧なのに全話通じたエピソードが陳腐というの、何で繰り返されるのだろう…この予想が外れることを祈る。

TBS系 日曜劇場「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」オリジナル・サウンドトラック

駒場の判断、喜多見の判断

駒場危機管理対策室室長はチームは分かれて行動すべきでないと言うが、喜多見は3チームに分かれる行動を提案し、実施してしまう。音羽は、厚労省側の立場からは喜多見の失敗は喜ぶべき立場であるのに、喜多見の楽観主義を見ていられなくなったのか、分かれることに反対する。現実主義者を気取っているのかな?なんて可愛いんだ、音羽先生。これはドラマだぞ!

徳丸さん荷物多くないですか?

まだ予備的医療事案として出動している段階での比奈のこのツッコミ、利いてる。これに対し徳丸が秘密兵器と答えるのも良い。もうね、点滴なくなったと喜多見・冬木チームが危機に陥った時に直ぐ、おお、もう秘密兵器登場か!と期待したよ。今回はまだまだサブ的役回り。来たるべき徳丸さん回でどんな活躍するのか待ち遠しい。

ミンさんの人を惹きつける力

何というか、ナチュラルでピュアな能力を感じる。蜂毒アレルギーショックの症状は、この人に出ると思った。来日時前のエピソード等としてピッタリと思ったから。

既に一人前の比奈

少なくとも判断力と実行に移す意志の力はある。後は経験か…と思ったら、現場山中での胸腔ドレナージのオペに加えて、心膜開窓術のニーズが。これ、比奈の専門分野。だから喜多見に代わって行うというさりげない描写がある。ここ大切。しかも、MERの車内オペ室での手術。こうやって経験を積むのか。しかし、これほど自信に満ち溢れた比奈の顔はちょっと早すぎる気もする。性格悪いからか、もう少しオドオドして欲しい気もする。

殺虫剤常備の即応対処部隊

蜂を駆除する殺虫剤を常備し山中の救助では持ち歩くというのか、即応対処部隊というのは大変だな、でも面白い。それでこそ「即応対処」と言える。

ヒーロー壮太くん

ハチにガンガン刺される冬木だが、GPS持ってるだろうから、息子に出会えた段階で冬木は壮太くんのヒーローとなった。そして壮太くん自身の行動もヒーローだった。ヒーローの親子。

冬木先生

あんなに刺されたのに冬木先生自体は大丈夫なのかな?

ハチ毒アレルギー

アナフィラキシーと言いたいところだと思うが、そう言わないところが良い。言葉を知らない層にもちゃんと分かる言葉選びをしているの気配りを感じる。

死者はゼロです

もう飽きてきたな。死者を出さないことが目標ではなく、使命なんていう人格がやはりおかしいとしか言えない。都知事怖すぎる。

スキップどころか心臓に痛みが走る都知事

都知事は、心臓に爆弾抱えているのか。うーん、チープな設定過ぎて泣ける。せっかく色々気を配った良いドラマなのに、こういうとこ安直なドラマの伝統受け継ぐのやめてほしい。

洗車する喜多見

え?車のメンテ作業は、専門家に任せた方が良いぞ?自分も医者という専門家なのにそんなことも分からないのか?何でも自分でやりたがる人だったか、ダメだなこの人。

蜂と人間の相似形

3つに分かれていたMERの面々が、最後に車両に集まって皆で冬木の息子を救うのだが…蜂もさぁ、何だか知らないけれど小学生の集団が縄張りに近づいてきたから皆で力合わせて小学生の人間たちを追い返そうとしただけだろうなぁと。それを即応対処部隊が殺虫剤で駆除しちゃって多くの蜂が命を落としたと。これ、人間中心で見ると命を救う話だけれど、その反対に、他の人間にとっては害となる命を奪っている話。蜂にとっては平穏に暮らしていた生活圏に、突如レクリエーション活動で人間が立ち入ってきたということになる。多くの蜂の命が奪われたようだが、死者ゼロと言って喜んでいて良いのだろうか。