Golden Time

時はお金で買えません

【#家族募集します】第3話 真実を話すことに悩む苦しさ


真実を話すのは、家族だからこそ難しいということを描いている。初回と第2話を使って俊平が背負っているものを描き、この第3話で解決のために動く。具体的には、陽にママが死んだという真実を話す。しかしまだ3話…内容が濃い。

払うつもりがあるのに夕食のお好み焼き代を未だ払っていない

お金のことを曖昧にするのは良くないと言う割に、未だ払っていないらしいの礼はどう考えているのだろう。描写されただけでももう何回か食べているのに。もし、請求されなければ払わないと言うのなら、それがまさにお金のことを曖昧にしているということだと思うが。礼は考えることは先行するが、実行においては遅れがちな性格なのかもしれない。

真実を話す際の言葉選び

俊平が陽に話す際の言葉とその順番は、陽の目線になるよう考えられている。陽としては、母親が帰るのを待っているという状況がある。これに対し、まず(待っていても)「ママは…もう帰ってこない」と言う。すると何で帰ってこないのかということになるので、「ママは…死んじゃった」とその理由を語る。最終的には、死んでいるので陽とパパはママには「もう会えない」と続ける。3つの文で説明する巧さがある。どれも断定しており、曖昧さもない。特に主語が最初2つはママで、最後が陽とパパなのが、残された者たちの悲しみが表れている。

新しい家族の一旦の完成

とりあえず、3つのシングル家族と1人の家主の同居生活が正式に始まることになった。後、二世帯家庭のように、祖父的な「にじや」のおやっさんがいるのも良い。

これ、3人の親は、今後どうするつもりなのだろう。小さな子供を持つ大人3人が一つ屋根の下で暮らすことは、トラブルが多いと思う。深刻な対立となったら蒼介がちゃんと捌けるとも思えない。親は自らの子を最優先で考えるから、子供の成長とともに、「みんな仲良し」の世界ではなくなり、色々歪な関係になっていくと思う。

ママのいた部屋

緑色のモノに溢れている、みどりのいた場所。これを手放すには勇気が必要なの分かる。しかし、金銭的にそれほど恵まれているとは思えないので、「にじや」に住むのであれば、引き払う必要があろう。

エッグプラント

俊平の勤める「エッグプラント」。上司と後輩とのランチで、自分に与えられそうになった仕事を、早く帰らなければという理由で、あっさり後輩に振ろうとする俊平の行動が怖い。後輩の仕事が増えることにより、残業しなければならなくなるまたは残業が増え、後輩のプライベートに影響を与えるかもしれないのに、そんなこと全く考えず自分が早く帰ることだけ考えた言動をしている。俊平にとって身内は絶対で何があっても手厚く対応すべきもので、逆に外の人間のことには全く無関心というスタンスが、このエピソードから見える。俊平の希望が最優先で仕事が割り振られているの、流石にちょっと分からない。仕事を行った分だけ給与が決まる会社なのだろうか。自分の仕事を減らすことのみ主張し、増やすことは拒絶する。妻を亡くしてまだ大変な時期だからというのは上司も理解してくれてはいるが、何というか後輩にやらせることには何のためらいもないことが本当に受け入れられない。この違和感は意図的に描写していると思うので、今後、雇用条件についての確認と仕事の割り振り見直しが会社との間で行われる予感。つまり収入の減額。それを俊平は分かって行動しているいるのか不明。俊平は自分の身内には非常に優しいが、他者に対しては全く相手の気持ちを考えない冷たいタイプの人間に見える。そう考えると、あのすぐ泣く性格も身内のことだからとすれば納得できる。このドラマ、ちょっとしたホラーかもしれない。

4人のキャラクター

第3話時点での個人的キャラ認定。

蒼介:身内認定した人には親身になるが、他人のことは全く考慮せず生きている人

俊平:勢いだけで構築しやり遂げる能力のない人

礼:本音は隠し建前で世渡りしている人

めいく:筋が通っているようで実は一番周りに流されやすい人