Golden Time

時はお金で買えません

【TOKYO MER】第7話 敵の敵には手を出さない


少しずつ喜多見の過去が明らかになっていく。しかもとってつけたような展開ではなく、比較的自然に明かされていく。死者を1人も出さないという設定は荒唐無稽でもストーリーの進め方はしっかりた印象なのは、さすが『日曜劇場』の看板が付いているだけある。

ただ、新たなる敵という感じで警視庁が出てくるのだが、厚労省とのイザコザも片付いていないのに更に警視庁が出てくるというのは、最終回までに全ての問題を終わらせる気がないということなのかな。つまり比較的視聴率が良いのでシリーズ化を狙えると判断された結果に思える。音羽先生の地位を今の厚労省のスパイ的ポジションに留めた方が良いので、最終回では警視庁との対決にとどまるだけとか、その逆で厚労省との対決のみにするとか。どちらかとの対決は第2シーズンに温存みたいな、そのための警視庁登場に見える。これまでそれほど複雑なストーリーではなかったので、警視庁の登場は受け入れられるというのが制作側には幸いしてそう。音羽先生、喜多見先生側に寝返るの早そうな気がするから、最初に厚労省撃破して、次シーズンは晴れてMER側の人間として警視庁と対峙するのかも知れない。

厚労省が知らない監視者警視庁の登場

これ、敵の敵は味方的なようには見えない。敵の敵も敵みたいな感じ。ただ、厚労省から見たら、手を出せない相手という様にも、得体の知れない相手という様にも見えた。どちらかというと後者に見えたが、登場人物の数を増やさないためか、警視庁と厚労省と幹事長の関係が今ひとつ分からなかった。次回から明かされるのだろう…と言いたいが、もう残り回数が少なくなっている中、新たな敵が出てきたことに、ちゃんと話を閉じられるのか気になってきた。

爆弾騒ぎと死者ゼロ

爆弾の目的は、人を殺傷すること。そういうものが爆発した場合にさえ、死者ゼロを標榜すること自体無意味なこと。神経ガス等も同様。人を殺す目的のものを使用しているのに死者ゼロでないとダメなどというのは、逆に非合理的に見える。まあでもドラマなので都知事は、死者ゼロの賭けに勝ち続けるんだよなぁ。

単なる賭けに強いだけの知事

久しぶりに都知事の喜びの舞が見られた。しかしこれ、賭けに自信がある、強いというより、実態はドラマのニーズ的にそうなっているだけ。ヒーロードラマではヒーローは百戦百勝。負けることはない。都知事はヒーローに賭け続けているのだから、こちらも賭けに負けることはない。それゆえ都知事は勝ち続ける。流石にこれを繰り返すのは違和感出てくる。時代劇的な予定調和という感じに。そして、次回予告では、心臓を押さえる知事の姿が確認できた。次回は第8話なので、そろそろ都知事に何かある頃だろうから仕方ない。このあたりは御都合主義が酷い。しかし考えてみると、この知事、人間界では無敵だからこそ、心臓という自分の中の敵と戦う設定になっているのだろう。

2分切ってからの勝負

奇しくも前日放送の『ボイスII』でも緊急司令室でカウントダウンする話だったが、残り10秒のカウントダウンまでしている。何でそんなに精緻に爆破時間を管理できるのか?そもそも、時限爆弾のタイマーの時間と危機管理対策室のカウントダウンタイマーの時間が正確に一致することはどう担保されるのだろうか?時限爆弾のタイマーが標準時を正確に刻む電波時計を使用しているとは限らないだろう…と思ったら、時限爆弾予告は嘘だったのか。それならカウントダウンタイマーがそれほど精緻ではないということもストーリー的には辻褄が合うと言える。しかし観ていた感想としては、なんだこりゃ、うまく誤魔化されたなってなる。

かなり密な撮影

ちょっとこれはダメじゃなかろうか。マスクしていないだけではなく、顔を近づけて大声で喚いているシーンまである。平常時の設定かもしれないが、それは設定でしかなく、現実はコロナ蔓延下の撮影。撮影時はまだ深刻な状況ではないかもしれないが、放送時の今は緊急事態宣言下の深刻な状態。今後の撮影も顔を近づけすぎで言い合うシーンがあるのだとしたら、何故ドラマではここまで許されるのかという説明が必要になるのではないか。このドラマに限らないけれど、顔近づけて声を上げるシーンがあり気になったため書き留めた。