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【緊急取調室】第7話 警察が霊能力者に負けた後の話


早い段階で、霊能力者が殺人犯だろうと目星はつくし、双子の姉妹が一人二役というのも予想できる。予想できている結末通りであることをどう納得させてくれるのかが今回の視聴時の興味のポイントである。結局、自白という名の言葉による解説メインで、真壁と犯人のやりとりがもう少し欲しかった。相手を段々と追い詰めるというより、相手が早期にアッサリ降りてしまったことで肩透かしな気分になったということ。

公務の妨げになる貴船馨

双子の妹…姉が全身黒づくめの衣装であるから、妹が真っ白かと思いきや、そうでもなくて、微妙な衣装を着ている。ドラマだからこの辺りはメリハリつけてきそうだが、そうしていない。ただ、3回の登場シーンともに、赤とか青とかではなく、地味な色のトップスと黒っぽいパンツを履いている。つまり姉妹という話はグレー、妹と姉は同一人物の可能性があると衣装で表していたと。

意外に使い所を分かっている北斗部長

嫌がらせも手が込んできたと真壁は言うが、北斗部長は普通の捜査ではどうしようもないものを選んで持ってきており、キントリの使い所を分かっているとも言える。北斗部長は北斗部長で、どう身を処すか悩んでいるようにも見える。

キントリの面々の演技

あくまで姉妹は別々として真壁によって話を進めておいて、小石川がバッサリ斬る。息の合った連携プレー。事前のシナリオはなくてもキントリの面々の演技力で滑らかに犯人は落ちる。滑らかすぎて不自然。何でああもアッサリ貴船馨は饒舌に自白したのか。それはドラマだからとしか説明できない。事前のシナリオのない息の合った連携プレー…というより、そういうことを含めて考えてできた脚本。事前のシナリオのない連携プレーという脚本。