Golden Time

時はお金で買えません

【家族募集します】第9話 ふわっと物語は終わった


押し付けがましいと言うか、説教くささが全面に出てしまった印象の最終回。銀治の実の息子の話がそうさせたのか。巨大組織が…みたいなものの対決という変なシリアスさは無くてそこは良かったが、そうなると説教くささになるのか…ならば、これはこれでありかな。

別れの悲しさのようなものは無く、「家族」は、皆、ちょっとだけ人生において前向きに前進しており、それも説教くささの一因ではあるが、希望の持てる終わり方であった。

ずっと一緒

同居していた者たちが住む場所がバラバラになっても、血縁からなる家族なら血の繋がりが残る。しかし、同居しているからと形式から入った「家族」はそうはいかない。触れ合って得た絆の強さ次第となる。これが俊平が屋上で言った「明日もあさっても、ずっと一緒にいるんだからさ」の意味だろう。絆ができたからこそ言える言葉。ただ、この段階では家を出ることはまだ確定してはいない。ずっと一緒ではなくなったらどうなるのだろう。そのことを銀治が所有する家を舞台に、銀治の実の息子・孫と、蒼介が集めた「家族」との対比で描いたのかな。銀治の息子・孫が家に入る代わりに、俊平たち親子が出て行く対比に最終回らしさが出てた。

次のページめくる時がきた

これ、俊平は簡単に言うが、実は蒼介には死活問題なのである。蒼介が行った家族募集は、銀治のためと言いつつ、自らも収益を得るスキームだった。つまり、なんとなく和気あいあいとしていたが、蒼介は、俊平らから家賃をとっている。それなのにこの家族スキームは破綻した。提供すべきサービスが提供できなくなったのだから、賠償問題が生じるはずである。

それでいいのか?

"家族"を解散すると、蒼介は家賃収入という打出の小槌を手放すことになるわけで、銀治の実の息子家族に家に来られると困るのである。だからしつこく「それでいいのか」と言っているのかもと考えると、蒼介の一挙手一投足が小悪人のそれに見えてくるの…笑。

蒼ちゃんありがとう

これ、誉め殺しに見える。ありがとうと言いつつ、上手く立ち回って家賃収入をピンハネしていた男への皮肉を言っているように見えなくもない。

めいくの曲の感想

あなたの思いはちゃーんと全部届いた。ありがとう。

この言葉の評価は難しい。忖度なしでの感想ということだったので、お世辞を言っているわけではないのなら、これはソングライティング能力はあると言ってるのだろう。歌手としての能力は、それに付随したものというか、歌唱力という点では何も触れていない。世界的な歌手とシンガーソングライターでは評価軸が違うのは当然で、倫子はその点も踏まえて真摯に感想を伝えたのだろう。

めいくと黛倫子の再生数

めいくの曲なのに、倫子の方が再生数20倍。思ったより差が小さいと言うべきか大きいというべきか。めいくが1ヶ月で1.7万回、倫子が1ヶ月34万回というのが、結構リアルな感じがする。ただし、倫子はめいくのカバーをしているので、オリジナルの方のメイクの動画もつられてそれなりに伸びそうに思うのだが、その意味ではメイクの方の再生数が少ない気もする。