なんというか、突拍子もない設定説明に終始していて着いていくのが精一杯の第1話だった。これ、ラブコメなのだよね。意外性の初回と言うには色々ハラスメント要素多くてブラックコメディに見えてしまう。なんというか画面が光に満ちていても描かれる内容に精神的な明るさが全くない感じ。
顔を映さず始まるオープニング
意図的に大加戸の顔を映さないのは、どこにでもいる女性の話ということを表しているのだろうな。しかし、その後の展開はどこにでもいるというものではなく、ギャップあって良い。
倒れる祖母
この祖母は、マリッジハラスメントという言葉は知らないのだろうな。しかし百瀬だけでなく、祖母もグイグイくるひとだな。百瀬と祖母この二人、自分のことしか考えていない。これで、仮病だったと言うことなら、この祖母最悪なのだけれど、流石にそのような設定ではなかった。
イケメンなのに人でなしな考えをしている百瀬
いや、描き方次第だが、怖い犯罪予備軍としか思えない。怖すぎる。朝起きられないとかそう言うところで可愛い面を見せても、やはり怖い人間としか思えない。お金のために同居どころか偽装結婚などあり得ないと思うが。このドラマ、何か根本のところがおかしい。
邪な動機
これ、ラブコメっぽいけれど、偽装結婚の動機が邪すぎて、これ以降の話がコメディとして成立しているのだろうかと思う。状況説明の第1話とはいえ、笑えないシーンがあちこち散りばめられているのが気になって仕方ない。
朝起きられない百瀬
寝起きは本能的なものだから、コントロールできないのだろうな。これは、身辺整理できないこととは違う。どうにかしろと言われてもできるものではない…と言いたいが、片付けられないのも寝起き同様に本能的なものである可能性が捨てられないので、実はどっちもどっちな気もする。百瀬の最大の弱点か…しかしこんなのが弱点といえるのか?度を越しているから言えるのか。
反省し、お願いする百瀬
単3乾電池3本が反省の証。目覚まし時計で迷惑をかけた反省の気持ちと、これからは起こして欲しいというお願いの気持ちが、手から手へ渡された乾電池に象徴されているの上手い。
指輪
偽装結婚でもというか偽装だからこそ、大加戸は指輪を左手薬指にすべきと思う…が、左手中指にしている。これ、そのうち誰かに突っ込まれるか、もしくは自分で結婚を意識して左手薬指に付け替えるのだろうと予想。
百瀬の叶わない想いの相手は兄嫁で良いのか?
こんなに早くというか、第1話で明かすのか?いや、これはミスリードなのかもしれない。しかし、このドラマはミステリーではなくラブコメだろうから、これが真の設定なのかもしれない…かなり異質なドラマだ。