海老名外科部長は飛ばされ、蛭間は院長代理になった。しかし組織改革絡みで蜂須賀がどう言うポジションについたかは描かれていない。次回はメディカルソリューション本部絡みの人事で、蛭間がギャフンと言わされるのだろう。海老名の後任外科部長も加地副部長の昇格という話はなかったし。誰かが来ると言うより、外科部長を誰かが兼務しそう。
華麗にエレベーターを止める大門先生
なんとも芸術的なポーズでエレベーターを止めている。ミュージカルの人を見つけたからって自らミュージカルのダンスみたいな感じでエレベーターを止めなくても良いのに。しかし素晴らしいポーズ。何回か撮り直してベストなのを使ったとしか思えないほど完璧な間合いでエレベーターを止めてる。ブラボー!
大事なのはこれまでではなくこれから
蜂須賀院長代理は痛いとこついてくる。「これまで」の人である蛭間に操られる海老名外科部長は、「これから」の人である蜂須賀に論理的な反論が出来なくなる。海老名の追い込まれっぷりの描写はコミカルにしているが、深刻にダメ人間だ。
なんでも切っちまう最終兵器
海老名酷いこと言うな。持ちつ持たれつできていたのに言葉が過ぎる。だから最後に自分が外科部長の座を切られてしまう。確かになんでも切っちまう。
首は切らないという大門のセリフを海老名の首のことを言っていると勘違いする海老名だが、なんでも切っちまうと言った海老名自身の言葉が結果的に当たって自分の首も切られたことには気づかない海老名カワイイ。
政治家出てきた
蜂須賀も政治絡みの問題に首を突っ込んでた。確かに現状では蜂須賀は単なる権力欲が強いだけの人。だから悪の補強が必要ということで、背後に蠢く巨悪を出すという飽きるほど見てきたワンパターン…を、1話で消費することができるのは『ドクターX』だけ。まあしかし、今回の政治家は失脚したが、この流れでいくのだろう。
天才は天才を知るというやつ
私に切らせてなんていきなり言われて不愉快でした。そんなの医者の傲慢ですよ。無責任なこと言って、もし失敗したらどうするんですか。
というのが四季唯花の大門に対する第一印象。これが後に、四季は自分語りをし、私に切らせてと言うのは治す自信があるからと大門を認める。そして、大門も遠回しな感じだが、四季の周りを元気づける歌にありがとうと言う。天才同士にしか分からない何かによってなのか、トントン拍子に四季の手術をすることになるのだが、まあ、いつものことだがうまく行き過ぎ。
メディカルソリューション本部
なんだこりゃ?名前が一昔前企業が好んでつけてたタイプの意味不明系なやつだ。このネーミングセンスはダメだ。組織自体も屋上屋系だし。蜂須賀先生、そういうところにこだわりはないらしい。
パンデミックについて今回も言及
定型のナレーションで毎回新型コロナについて語るのは良い。ニューヨークでのコロナ対応話も挟んでくるし、同時代感ある。
興梠さん
あれ?ついに退場なの?うーん、ホワイトジャックさまぁ〜。視聴率取れるドラマはキャラの消費が激しい。今回は内科対外科の対立が激しかったので、内科側外科医ポジションの興梠には出る幕はなかったと思うことにするか。