Golden Time

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【日本沈没-希望のひと-】第6話 天海の食生活はそれほど悪くないはず


データ次第でその時々の予想を変えることに何のためらいもない田所博士に振り回される政治家と官僚という図式。田所博士もDプランズ社との繋がりが見え隠れし、発言に学問としてではない意図がある可能性も出てきて、信用できるものがなくなった。

関東から日本へ

総理大臣の口から復興案の話が出て、日本未来推進会議において住居を失った被災者のために地球環境に配慮したまちづくりを進めることになった。しかし田所博士の予測が変わり、田所博士は関東どころか日本が沈没すると言い出す。この予想が当たれば、今から立てようとしている復興案は、まさに水泡に帰す未来しかない。日本未来推進会議のミッションがころころ変わるの戯画的。最初は未来、次は関東沈没対策で未来どころか大至急、関東復興と少し未来の話になり、日本沈没の話になって再度1月先、1年先を考える場になっている。やること全然変わって専門性も違うものが求められるはずだから、メンバー固定なのはおかしいけれど。そこが霞ヶ関なんだろうね。

オーストラリアには行ける

今のところ関東以外は問題ないので、オーストラリアへの国際線は飛んでいるということか。関空かセントレア空港から飛んだのかな。

経済主導の復興

副総理のこの言葉、コロナ禍の政治的議論とダブらせているのだろう。リアルタイムでコロナと戦っている視聴者が見るドラマなのだが、コロナ禍という現実は、日本だけではないところがドラマより現実の方が悲惨さが上を行っているとも言える。

理由を言わない復興計画中止

中止ではなく一旦停止。政治的理由からの中止なのだが、田所博士の予測ための猶予期間になる。

田所博士の怖いところ

田所博士の怖いところは、その時のデータ次第で発言が変わること。それなのに、今現在のデータを元に1年後には日本は沈没すると少し先の未来を語る。データが変わればまた言うことが変わるだろう。一度関東沈没を言い当てているので、その見解を政治家・官僚は無視できない。これほんと怖い。

田所博士とDプランズ社

田所博士…何やってんだか。というか、日本沈没はガセネタかもしれないということか?ささささ

海洋浄化作業は行う

日本沈没という状況を前に海洋浄化作業は推進するというの、何か変な感じがする。それどころじゃないだろ、日本全体が沈没したら東京湾の浄化も何もない。何か混迷しているのが分かる。

田所博士の助手たち

この人達、田所博士の日々の分析結果を見聞きしているわけで、助手たちから外部に話されたら困るのに、天海たちは何故口止めしないのだろうか。またマスコミは何故つきまとわないのだろうか。

天海の食生活

具なしのインスタントラーメンばかり食べている天海は体を壊す…と椎名は考えているらしいが、確かに夕食はそうかもしれないが、昼食はオフィスで食べているのだろうから、そこで配慮すれば栄養的には問題ないはず。ただ、関東の住民避難が完了しているのに、昼食はどうやって手配しているのかは不明。

霞ヶ関

何で未だに政治家と官僚は東京にいるのだろう。関東の住民は避難しているのに。何か根本的設定がおかしい。東京に留まるには衣食住が必要で、それらを提供する人が必要。全政治家、全官僚が天海みたいな単身赴任状態なのだろうか。

娘からのお手紙

娘からの手紙を喜ぶのは分かるが、舞台設定が現在なら、元妻が許せば娘の顔はネット電話で毎日見ることができるはず。だから描写としてイマイチ。流石に関東はネット環境が未だに途絶えたままというならば、首都機能を移転していなければリアリティがないわけで。