Golden Time

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【婚姻届に判を捺しただけですが】第8話 百瀬の気持ちはやはり理解できない


主人公明葉役の清野菜名氏の妊娠という制約がある中、ストーリーがまとまっているのすごい気がする。逆にこの制約がなかったらドラマとしては逆にハチャメチャになって破綻したかもという気がする。何か不思議な感じ。とはいえ素晴らしいストーリーというわけではなくて、破綻してないのすごいという感じ。

ハグしてもキスしても告白しても伝わらない

両思いにもなれないどころかフラれることができないのは確かにツライ。それで家を出ると言っても伝わらない。ドラマとして見るキャラならば面白すぎる。現実に好きになった人がこれだったら最悪だけれど。

百瀬の相談相手

明葉が何考えているか分からないと、相談した相手が麻宮さんって、人選からして最悪。次に相談した相手が牧原くんという、もはや一番相談してはダメな人たちに相談してる。ラブコメとしては王道だけれど、それでも最悪の選択はしないでよと言いたい。百瀬何考えているんだ?恋愛以前に人を見る目が全く足りない。

内緒の話をベラベラ話す牧原

これ、百瀬のことを明葉が牧原に話していたということ。百瀬はこれにつき怒るべきところだし、明葉を許してはダメというか、明葉の人間性がダメと言えそう。こういう人格を許せるかということかと。しかしそこは全くスルーしてる百瀬を見ると、本人は気づいていないが、恋したら周りが見えなくなるということだろう。

自分のことを話す牧原

何かキャラ変というか、ドラマの展開に都合の良いように折れていった感じ。恋のライバルが勝手に道を作ってくれて送り出してくれるなんて、ダメでしょ。ライバルは打ち負かさないと。牧原がそこまでやるのに、それなのにやはり気づかないので、告白するとまで言わなければならなかった。どんだけ鈍感なのだよ、百瀬。

他人の恋愛感情を言い当てる百瀬

牧原の元恋人の嫉妬心は言い当てることができるのに、自分の恋心に気づかないの何というか不幸。自分だけでなく周りも不幸。しかし現実にこう言う人はいるのかもしれないと思えて来た。実際ここまでコメディにはならずとも、現実にいそう。客観的にはコメディでも本人は至って真剣であろうから、これは笑い事ではなく不幸。

衝撃のラスト

離婚しようという百瀬の行動は全く分からん。好きになるのはルール違反だから最初からやり直したいということだろうが、イヤイヤ期の2歳児か。まあ、相手と向き合う恋愛経験が少ないから、最初からやり直しと言う点では、2歳児なのかもしれない。それでも一旦離婚すると言うのは、不毛だからちょっと待てと言いたい。しかし偽装結婚を持ち出すくらいだから、百瀬は、戸籍の記載が増えていくことを全く気にしてないので、こんなことができるのだろう。やはり独特の感覚の人であり、一緒に暮らすのは大変だと思う。

偽装結婚というスタートが通常でないのだから、ルールは変えれば良いだけのこと。相談もなしにルールを厳格適用して、好きになったからまず離婚って全く合理的では無い。成人した男女が好きあった場合、結婚という過程に至るのは不自然なことでは無いので、今既に婚姻状態にあるのであれば、それをわざわざリセットする必要はないのに。