Golden Time

時はお金で買えません

【日本沈没-希望のひと-】最終話 ご都合主義でも何でもストーリーを強引に閉じたもん勝ち


最終回2時間スペシャル。最終話はもうご都合主義のオンパレードでストーリーを力技で閉じて行く。天変地異と戦う話であり、物語を閉じないといけないから仕方がない面はあるというか、これで良い。

関東沈没後の東京

相変わらず東京に多くの人がいるな。マスコミもホテルに詰めかけているし。ホテルは国が借り上げて、そこに閣僚、国会議員、官僚が暮らしているのかな?なんというか、関東沈没の際に、実は多くの人が避難しなかったのかな。せっかくの拡大スペシャル放送も、時間を無駄に浪費している感じになっている。

移民抽選特設サイト

移民先を抽選する特設サイトがあるらしい。これでその人の人生が決まる。怖っ…コンピュータ抽選に作為がないと言えるのだろうか。こういうの怖いという感覚がダメなのだろうか。これを恣意的に運用できる力を持った者はこういう時、何をするか分からないと思うべき。

感染症

感染症を移民先に持っていくとなれば大問題になるはず。とんでもないことになっていると思うのだが、あっさり何事もなかったかのようにこの話題は一旦終わる。しかし突然、オーストラリアで発症した日本人から再度大問題になる。これは、感染源が日本もしくは日本人ではないと判明し、見つかった治療薬が日本の製薬会社の特許であることから、世界各国の理解を得、再度移民受け入れがなされる。これ、都合よく感染症使ったなという感じ。あと、治療薬は、たまたま別の治療薬として存在したものを組み合わせたら治癒に役立ったというものであり、日本の医薬品開発力の凄さではなく、偶然治療法が見つかっただけというのも、新型コロナ対策における日本の状況と似ていて現実味ある。

アメリカへの移民

移民先の受け入れ数について語られる中にアメリカはいない。移民計画から外れたままということか。脚本家は、なんでわざわざアメリカを外すかな。と思ったら最後の最後に生島自動車がアメリカとか言い出した。

移民枠は1億を突破

うーん、あっさり言うけれど、そんなに簡単に受け入れ先は決まるのかな。結局、全国民が移民できることになる。アメリカと中国との間に挟まれて移民交渉に苦しんでいたのが嘘のように。しかも生島自動車は元々中国だったはずだが、米国に移転とか言ってる。合理性あるのかな。

あと4ヶ月とか言った後の沈没中止

ということで、沈没は止まっちゃう。しかし止まったら止まったで、北海道や九州の、個人や法人の土地所有権の問題で厄介なことになる。しかも、田所博士は、また予想を変更するかもしれないし。天災は難しい。

永久凍土からの病原菌

病原菌は永久凍土が温暖化で溶けたことにより現れたという設定はなかなか良い。日本の責任ではないという説得力ある。これが治療薬の特許解放に繋がり日本に協力する国際世論を生むという展開は、ドラマとして理解できる。

無意味な野田さんの死

天海の元妻香織の現夫野田さんはストーリーに殺されたと言える。これは酷いストーリーとしか言いようがない。観ている側には香織が離婚してすぐに再婚したように見えて、なんだかなと思ったが、それだけでなく、いざとなると簡単に殺してしまう。脚本酷すぎる。なんとなくふわっと別れてちゃっかり再婚した香織に罰を与えただけとしか思えない。生きていてはなぜダメだったのかな。生きていてはダメなら、香織の再婚設定が要らなかったと思うのだが。

天海は娘と別れ椎名と行動を共にする

結局、天海は娘のいるオーストラリアではなく良いムードとなっていた椎名と同じ中国に行くので、娘とは離れ離れになる。何かモヤモヤする。天海は吊り橋効果で椎名とくっついたのではないだろうか。しかも椎名はそれを利用した節さえある。なんだかなぁ。本当にモヤモヤする。

天海の元妻と娘のサバイバル率の高さ

この二人、関東脱出時のトンネル崩落事故も間一髪逃れ、日本脱出時の新型病原菌からも生き残る。ものすごい強運の持ち主か、逆にそんな危険な目に2度も遭うとはよほど運のない人。ただし、生き残っているので悪運は強い。天海も野田さんもついていけないはずだ。天海は妻の方から別れを切り出され、野田さんは運が彼女たちほどなかった。

ご都合主義的な感染症の発生源断定と治療薬の発見

仕方がないけれど、ご都合主義を受け入れるしかない。しかしそんなにうまくいくことが重なるのは現実では考えられないと思う。

逆に日本が感染症の発生源で、治療薬も持っていなかったら、沈没を待たずして日本は終わるわけで。その意味でご都合主義。

国際会議で訴える東山総理

拍手を受ける東山総理。しかし名演説で受ける拍手と、各国が難民を受け入れるか否かは別だと思う。治療薬の力もあるとは思うが、演説一本で難民受け入れが容易になるとは思えない。これもかなりご都合主義な展開。

ラストメディアジャパン

こういう展開は、必要なのだろうか。そもそもいずれ沈む北海道でそれを行う必要あるのだろうか。特攻隊のようなものである。田所の予想も二転三転する中、難民受け入れ先のいずれかの国または、各国に分散して立ち上げれば、良いことのように思える。そもそも首都機能さえ北海道では行わず、他で実施すべきとは思うが、それは日本の首都機能をどの国に置くかで国際政治上色々問題を生ずる可能性があるので無理というのなら分かる。しかしネットの発達した現在、ラストメディアジャパンは北海道にこだわる必要はない気もする。ただ、そうなると北海道の日本政府がやりたい放題になる可能性もある。逆に北海道にラストメディアジャパンがあれば、報道と政治が近過ぎることにもなる。これはなかなか難しい。

乾杯は水盃で

水盃か…戦地に赴く感じを出している。

首都完全沈没からの本州沈没

うーん、天海の乗った飛行機が本当に最後の最後の関東脱出者とは思えないので、首都圏に残されていた人たちはいたのだろうな。その人たちは犠牲なのかな。

北海道に避難した人たち

国外避難を拒否していながら、いざ関東が完全に沈没したのを見せられたら怖がってあっさり国外避難を始めるというの、まさに人間の習性という感じがする。

地殻変動が止まってる!止まったんだ〜!

田所博士は叫ぶが、なんだかな。最終回だから仕方がないけれど、ご都合主義が過ぎる展開ばかりだとしかいえない。これだけ言ってることが二転三転するのだから、「止まったんだ〜「って言った数ヶ月後に「また動き始めた!沈没するんだ!」とか言うと思うよ、きっと。

天海は椎名にプロポーズしたということか?

してるのだよな、多分。結果的に考えてみればそれまでに同棲していたわけであるし。それは良いけれど、何かすっきりしないものがある。元妻一人の手で育てられる天海の実の娘のことはどうなるのだろうと。娘の移民先がオーストラリアで天海の移民先が中国と異なることがネックになるとしか思えない。

残った北海道と九州

これ、現実的に考えると、北海道と九州の土地所有者が、移民先から戻ってくるとか土地の権利を主張すると思う。プレートが完全に停止したのであれば、戻ってくる人たちもいるだろう。自給自足で生きていこうとする人たちは絶対にいるはず。本州の土地が軒並み無価値になる中、北海道と九州は個人や法人の所有を認めるのか、それとも国会でなんらかの法律を策定し、北海道と九州の土地の所有権も無効にするかのか。時間の制約のあるドラマでこの辺りまで描く必要はないが、しかし現実にはこういうところ問題になるだろうな。国民全員を移民として海外に強制移住させるという行為自体が、国民の自由権侵害を含むので、土地所有権の無効もそれに含むと言うことはできなくもないと思うが。

残った北海道と九州は、日本政府としては観光地として活用できると思う。こういうこともあり、土地の権利等の問題は難しい問題を生む。