相変わらず様々な話がてんこ盛り、配られたお弁当のようにおかずがギュッと詰まっている。未だそれぞれがバラバラだけれど、それぞれを咀嚼し全般完食したら、美味しさのハーモニーを奏でてくれるのかな?逆に失敗したらゴチャゴチャいろんな話を詰め込んだけど、何が何だか分からずに終わったドラマということになる。どっちになるのかな。
冷蔵庫を整形外科からゲット!
フルーツ常備は却下。フルーツはお金がかかるからというのが理由と言うが、飲み物なら良いということか?しかし、飲み物の場合は誰がお金出すのだろう?よく分からないやりとりだな。ラストを見るに、結局、有志の差し入れ方式なのか。
真壁外科部長
主人公に嫌がらせするキャラなのに、無駄に声が良すぎて困る。マイクを持って説明する姿が、歌を歌っているように見えてしまう。しかも手術の腕はパーフェクトなんて…しかし、病名の診断は慎重さに欠けるので、手術だけ天才の人。真壁外科部長を勝手に悪役と思っていたが、敵役ではあっても悪役ではないな。悪役というより、偏った能力を持った弱い人間が虚勢を張っている感じ。ただし、あの名刺の主だけは怪しい。
刑事と記者が組んでガサ入れ
奥村刑事が、令状無しどころか一般人の将貴と二人だけで、犯人がいると思われる事務所に乗り込み、不在を良いことに室内を勝手に探る。なんだこれ、どっちが犯罪者かわからないし、ベタベタ指紋残してもう何やってるんだ?
何か良いこと言う夏樹先生
恩師の治療法を探そうということで頭がいっぱいの佐久間のことを、とことんやらせればよいと言い放つ夏樹先生。単に無責任な発言であるのに何か良いこと言ってる風なのが、夏樹先生の魅力。あと、次のセリフが、「患者本人が決めるべきだ」というのも、これまた無責任でカッコ良い。夏樹先生カッコイイぞ!
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世の中、そんなに都合良くはいかない。こういうのはちょっと違う。しかし、こういう適当なエピソードが入るのも、息抜き的で良い…と言って良いのかどうか分からないが、このドラマでなら個人的には許せる。
「佐久間先生ありがとう」
恩師と佐久間のエピソードは、ベタだったけれど、恩師に「先生」を付けてもらって、さらに感謝の言葉をもらう。こんなの書かれたら泣くし、最高の勇気をもらえる。ただそもそもこんなことを経験できる人間になることが難しいのだけれど。