Golden Time

時はお金で買えません

【ファイトソング】第5話 物語中盤をガッチリ締めにきた回


ストーリーの進み方が変わってきた。これまでは勢いで進む感じの展開が多かったが、ここに来て、これまでと同じような状況でありながら、スピードを下げる展開になってきている。逆に第4話はスピードを上げていたので、まさに折り返し地点でかなり思い切った緩急をつけてきていることになる。後半に入るにあたり、ストーリーの骨格をガッチリ固めに来た感じ。これは最終回に向け期待できる。

笑い合うバーバーサッコの店内

楽しそう。いつもは園庭でやってる面々がなぜか店内に集まっている。迫が、「何かあれだね、この居酒屋みたいだね。誰も髪切らないし」と言うセリフがわざわざいれられていることからも、いつもと違う感が出ている。しかし場所は変わっても、いつものグダグダな集まりは変わらない。ならば、なぜ集まる場所を変えたのか考えてみる。

①非常に寒い日だった

外で撮影できないほどに寒かったのかな?外のシーンが多いのは新型コロナ感染症予防の意味もあるはずで、それができないというのは、余程寒かったからなのかな。

②失恋 = 髪を切る の連想

迫のセリフにあるように、失恋したので髪を着るという連想からバーバーサッコが選ばれたのかな。

②のような気もするが、①の実務的理由の気がする。他にバーバーサッコで撮影した理由はあるかな。

慎吾の心を弄ぶ直美

酒なしで花枝、春樹、慎吾の三角関係をネタに「想像」の話をする直美はちょっと怖い。想像という建前を良いことに、結果的にその場にいる慎吾の心をもてあそぶことになる。直美は無邪気な感じで語るが、慎吾の気持ちを知っていたらこんなことできないし、慎吾の気持ちを分かっていなければ、それは鈍すぎるし。いずれにしろ、ナチュラルに慎吾の心をもてあそぶ直美はちょっと怖い。

春樹に「約束」を思い出せと言う花枝

『スタートライン』を歌うという約束。思い出してもらえたことでなのか、花枝は楽しそうに約束を果たしてもらう。確かに思い出してもらうのと、そうでないのとでは、同じ約束を果たしてもらっても満足感が大違いなのは理解できるから、思い出せと言うのは正しい要求。

聞いてる?

屋上で、これから春樹が約束の『スタートライン』を歌うという時に発せられた春樹のこの言葉、花枝は「あ、ごめんなさい」と返す。単に考えごとをしていたようにも取れる描写になっているのだが、これは花枝の耳が聴こえなくなってきていることを意味するのだろうか。

最善の選択

自分が拠り所として生きてきた曲をオリジナルの歌手に歌ってもらうシチュエーションは最高である。これを音のある世界の思い出に選んだ花枝は最善の選択をした。演奏を聴く花枝は楽しそうだった。そして迎えにきてくれた慎吾に「ありがと」と言える花枝は色々気持ちの整理ができつつある。だからこその最善の選択。

それなのに、慎吾はイラつくし、春樹は喪失感にさいなまれる。

直訴

社長にもう一度チャンスをくれた直訴する春樹だが、本人はみっともないお願いと言うが、タイミングが悪い。みっともなさというより、ビジネス的に遅きに失した…のだが、再度チャンスが巡り来る。うーん、直訴したことによる結果とは言え、何かこれは安易すぎてダメだ。

いやいや いやいやいや 何で見ちゃうかな 勘弁してよ

これは春樹の直訴シーンを見てしまった慎吾のセリフだが、それはドラマだからだよとモニター越しに真顔で言ってあげたい。

薫に「大丈夫だよ」と言って高校中退をそそのかした春樹…え?

ならば春樹は薫の責任を取らなければならないな。は自分勝手なやつから、友達思いというか友達を思うが故に流される人間という評価に自分の中では変わった。

慎吾が告白の本題を切り出せないうちに春樹が到着してしまう

ラブコメでよくあるやつだが、告白すると決めたなら、チャチャっとしちゃえば話は進んだのにと思う。当て馬枠は、直前にグダグダ迷ったら負け。しかし『ファイトソング』はここで終わらず、別な方向に話を進める。なるほど、春樹の花枝への付き合い延長の依頼を、当て馬である慎吾が断るのか…これは斬新。ここで第5話は終わるので、単に次週へのストーリー引き延ばしだけが目的の見掛け倒しのビックリ発言の可能性はあるが、一応期待しておく。