Golden Time

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【ミステリと言う勿れ】第6話 少年少女たちはどうやって火のマークを描くことを知ったのか?


風呂光も池本も役割が変わってきて、単なる情報をもたらしてくれる警察官役になってしまっている。最初の数話であれだけ楽しく絡んできたのに段々フェイドアウト気味…と何故か風呂光、池本のキャラを生かしたエピソードを待望する感情が湧いてくる。ガロくんも登場しないし。それぞれの回で個性的なキャラは出てきているのに、以前出てきたキャラを惜しむという意味でストーリーに不満な感情が出てくるの不思議。ただ、風呂光が久能に恋心抱いてる感じなのは、今回も一瞬だけあったが、ドラマの流れとして違和感しかない。現実なら、一緒に何かをやったら、恋に落ちると言うのはよくあることだけれど…これはドラマだから、唐突すぎてダメだ。

しょっちゅう人に絡む男に絡む久能

土下座に意味があると思うということは、あなたは そうしろと言われるのが すごく嫌なんだということですね。

絡むというのは相手の嫌がることをすること。しかし、"嫌がること"の内容は、自分がされて嫌と思うことしか想像できない。こういうのを言語化して説明されるとハッとする。久能は無意識にそれを逆手にとって土下座しろと絡んでくる男を撃退した。しかし久能の方は、自分が嫌がるとかではなく、ナチュラルに攻めていた風なのが、また良い。

ワニ皮のバッグ

実際のところ、ワニ皮のバッグをもらった人の普段の服装から見て、このバッグは、もらってもちょっと困るかもしれない。贈る方の意図は何だったのだろうか。バッグにメモと札束を入れたのは、ストーリー上の小技でしかないように見える。エンタメドラマだから仕方ないか。

サイコロの旅みたいなこと?

司令書的なものは、行き先はライカさんにより勝手に決められているが、久能にとっては、サイコロの旅みたいなこと。付き合わされている感じで描かれているが、ある程度は楽しいのではないかな。律儀に呼び出しに応じているし。

パジャマ、午後3時

ライカさんは、何故この時間にこだわるのか。病院の定める何かの時間と関連するのかな。面会時間の真っ最中で、抜け出しても余り気にされないからなのかな。ただ、入院していることをあまり強調されると逆に、入院患者ではない気もしてくる。昨今の監視カメラの設置状況を考えると、入院患者のフリをするのも無理な気もするから、ライカさんが入院しているというのは本当なのだろう。

アップルパイが怖い

アップルパイは赤くない。これは笑うところなのだろうか。そもそもリンゴは赤とは限らない。青リンゴもある。ただ、人というのはそういうところが合理的でないことはあり得る。赤を連想するものがダメと言うならば、アップルパイも青リンゴもダメなのは理解できる。それを踏まえても、アップルパイが怖いというセリフは、笑うところなのか否か分からない。

アパート暮らしの子のケース

倉庫に両親を連れてきて放火するのか…久能も道連れというのは安直すぎないかな。背後に風呂光、池本がいるのに。そのことを多少は犯人側も知っているのに。

あのマークの描き方

結構複雑というか、子供には、いや大人にとっても、見本を見ながらでなければ描きづらいマークに見える。子供ごとに場所を指定しているので、まあ、大体描かれていれば良いとするのかな。また、子供はあれを壁等に描く画材を持っていないはず。子供の持っている水彩絵の具ではあれは描けないような。その辺り目を瞑るしかない点かな。