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【逃亡医F】第7話 周りの人間を手術し過ぎてもはや自分しか無くなった


安直な展開とはこういうことか。もはや何が起きても驚かないようにしないと。ついに藤木自身が負傷し、自分の治療を始めた。真顔でこれやってるのは、辛い。前回第6話でシリアステイストが増量されできたので嫌な予感がしたのだが、的中した。ギャグなら全体のトーンがギャグらしい感じになっていないと、違和感、異質感が酷い。

前回の拓郎の手術と言い、このドラマは、逃亡しながら街々で出会った人の病気を見つけ、手術で治すというものでは既になく、事件の当事者が手術を受ける側になっている。流石にブラックジャック的に自分自身を鏡を見て手術するとかはしなくて、単に傷を塞いだだけだったが、まだ第7話。後は誰を手術するのか?残っている人を探す方が難しくなってきた。それにしても、自分自身の手術はもっと後のクライマックスに来ると思っていた。考えが甘かった。

今後治療する人

順当に考えれば、長谷川、烏丸、佐々木といった敵側の人間もしくはその近親の者を助けることになるのかな?次回予告では、このうちの一人になりそうだが…何かもう無茶苦茶。藤木の周りにいると、病気発症したり怪我したりと、藤木自体が疫病神化している。

最終回に助ける人

最終回は、いまいち生存理由のわからない恋人妙子を手術で救うのだろうなぁ。そもそも妙子は殺されたのか自殺したのかが明かされるのだろうか。佐々木フェローは研究のために妙子を生かしているようなので、佐々木が殺したということはなさそう。佐々木の部下の幹が暴走したと言うことは考えられなくもないが…

1話完結形式の崩壊

ストーリー的に見て、最初の頃は、ゆきずりの縁の人に起きた病や怪我を臨機応変に手術し去っていくという1話完結形式だった。この展開は様式美があったが、もう今は、1話の中で適当に手術シーンを入れてはいるのだが、緊張感無く話が進んで、いつの間にか次回予告になっていると言う感じでメリハリを感じない。だからといってジェットコースター感があるというわけでもない。

不法占拠/不法滞在の人たちの行動と行方

良い話のように描かれているが、違うのではないか。藤木が来たことにより、人質事件の人質及び犯人として不法占拠の人たち、不法滞在の人たちが捕まった。藤木が来なければ、不法滞在と知られていても、見逃してもらえた人たち。藤木に関わったばかりに、逮捕されてしまった。藤木を逃がすためという理由は分かるが、代償が大きすぎる。これは流石に違和感。

車の中にいる4人全員が、藤木の手術を受けた者

沢井、拓郎、都波と他人に対してだけでは無く、藤木本人の手術を受ける?というか自分で自分を手術してた人。なんだこれ。おかしな展開すぎる。

現住建造物等放火罪

これも、状況から、警察には藤木の罪にされるのではないか。どうなったのだろう。現住建造物等放火罪は、死刑または無期もしくは5年以上の懲役と非常に重い。しかも、都波は放火時はまだ生きていた。かなり罪は重そう。

死体遺棄罪

藤木たち3人は、都波教授の遺体、どうしたのだろう。どこかに隠したり捨てた場合は、放火罪、殺人罪に問われないとしても、死体遺棄罪というリアルな罪を負うことになる。こういうの、描かれないのだろうな。しかし変なことではある。