Golden Time

時はお金で買えません

【鎌倉殿の13人】(13)恋愛観の違いは人それぞれ


源頼朝、北条義時、三浦義村の恋愛観の違いと共に、政子と亀の恋愛観の違いが描かれた回だった。

頼朝と亀の関係は「浮気」なのか?

頼朝のしたことは、当時も、「浮気」になるのだろうか。巴御前は木曽義仲の妾であり、この第13話にも登場するが堂々としている。頼朝が正妻政子とは別に亀と会っていたことを政子が怒ったことは理解できるが、「浮気」とは違うのではないか。これが坂東の武者の統率が乱れ始める原因の1つと繋げていくのは、なかなかな展開。

頼朝のアキレス腱

北条の支えがあってこそここまで来た自覚はあるので、時政が伊豆に帰ったのは痛い。頼朝が政子に、亀とのことについて「わしが悪い」と言い、更に、

まさか小四郎まで出て行くことにはならんだろうな

と言ったのは、自らの立ち位置を踏まえて、亀との「浮気」がもたらしたことの重大さに気づいた上での発言なのだろう。この時、源行家が頼朝に所領を寄越せと言いに来たタイミングだったが、その意味で頼朝は、北条と手を切って行家と組むという選択肢もなくもなかっただろうが、それをしなかった。やはり北条の基盤を敵に回すことはできないと考えたからだろう。頼朝が「わしが悪い」と言ったときと、「まさか小四郎まで出て行くことにはならんだろうな」と言った時の政子の表情からは、自分が頼朝の上に立てるもしくは既に立ったという感情が出ているように見える。

恋愛における北条義時の直球、三浦義村の変化球、源頼朝の反則

義時の八重に対する態度を見ると、とにかく直球勝負なところがある。しかし、直球が速いわけでも重い球なわけでも、手元で伸びるわけでもない。だから、八重に簡単に打ち返される。しかし、それでも真っ直ぐを投げ続ける。それが義時。逆に、義村は、女性が登場するシーンに居合わせたら、とにかく何か危ないちょっかいを出さずにいられない人。本人も「女をからかって遊ぶのが関の山だ」と言っているが、男女の駆け引きを楽しむタイプ。義時とは大違い。しかしその後に発展することはないようだ。義村の恋愛観は変化球が過ぎるが、逆に照れ隠しでウブなのかもしれない。頼朝は、八重から政子への乗り換えや、亀との成り行き、第13話で亀との間に政子が入ってくると、また八重のところに来てみたり、反則技ばかり出している。

りくはうまくやってる

兄との後妻打ちの策は上手くいかなかったが、時政に救われた形になっており、ちゃんと時政に付き合って土いじりまでしているの対応力高い。手が臭くなっても時政に愚痴を言わなかったところが、ちゃんと状況が見えていることを意味する。

時政は時政で、京都に戻るりくの夢を絶たせたことになるので、りくに謝るし、二人は上手くやっている。

この出来事が、時政の感情とその後の鎌倉幕府の展開、というより頼朝の運命に与えた影響は大きいかもしれない。

源行家

トラブルメーカーの本領発揮。世渡り上手だと思っているのかな。木曽義仲は義理堅そうで良い人っぽいが、疫病神的キャラの行家にまとわりつかれて、運気を下げた気がする。

武田信義と木曽義仲

この2人との関係もよく分からない。結局、源氏復興の軸となる者は誰かといった際に、信義、義仲、頼朝のうちの1人となるのだが、歴史で習ったことからは、結果は頼朝だと思うが、第13話の展開を見る限り源氏の棟梁としては、義仲も捨てがたい。

亀との政子の直接対決

もはや表の戦いは政子の勝利で決着が付いている。それでも亀から裏の戦いが挑まれていた。

教養のなさ…和泉式部日記を知らないという一点攻撃で、亀と政子の精神的立場は逆転に近いところにまで行く。最後の最後で亀は政子に精神的マウントを取る。これから亀の運命がどうなろうと、政子は亀の言葉に囚われることになるのだろう。

亀がこのような行動に出たのは、後妻打ちで家を焼くまでした政子の教養のなさ(実際は政子のというより義経の教養のなさなのだが、亀にはそう見える)に気づいたからなのだろう。正妻であるという以外、亀には勝てないと政子が思ったのならば、亀との政子の勝負は、精神的には亀の勝ちもしくは引き分けである。

大江広元

完全にブレインになっている。食い込み方が半端ない。

義経

相変わらず、組織を動かすことはできそうにない、ダメ人間に描かれている。大局的な視点に全く欠けている。

比企能員と妻道

妻の道が能員を操ろうとしている。道はミニ政子という感じ。

義仲の出した魚の焼き具合

生焼けだったということは、何を暗示しているのか。

是非もない

信長か?発言のシチュエーションが大違いだが、まあ、自分のこれまでの行為が生み出した結果であるから、仕方がない

頼朝と八重の着物

突如八重の元に現れた頼朝だが、その気持ちがどうなというより、なぜ2人は同じような薄い青の着物を着ているのだろう。