永瀬の営業スタイルが、段々とタイトル『正直不動産』の名に恥じないものになってきた。これまでは『嘘をつけなくなった不動産』だったから。更に月下は終始一貫、『嘘をつかない不動産』で徹底しているのも良い。
事故物件だから住みたいのよ
理由は言わずに事故物件を希望する年配女性のお客様来店。月下だけでなく何故か永瀬もお客様の話を聞いているの良いな。このお客様はミネルヴァ不動産のスパイではないかと永瀬は疑うが、これは永瀬の思い込みだったということかな?このお客様の息子夫婦の転居も仲介できるチャンスまで得るが、ちょっとこの辺りのストーリー展開が強引な感じ。
ミネルヴァ不動産登場
遂に表に出てきた。ミネルヴァ不動産側から喧嘩を売ってきたので返したら、失礼だろと言ってくる感じ、まさに敵って感じで良い。まだ時間は十分あるので、良い感じで引っ張って最終回で対決するパターンかな。
「正直」も使い方次第でなんとかなる
嘘と正直を同列に並べて、あくまで営業ツールとしてしか考えてないような永瀬のこのドラマ途中のセリフ良いな。しかしこの第4話ラストでは、
そうか。俺はうれしいんだ
と、お客様に喜ばれ会社にも貢献する正直営業スタイルに喜びを見出し初めている。これは無敵の予感。物語中盤より更に永瀬が成長していることを描いている。
事故物件サイトに嘘登録しちゃうミネルヴァ不動産
永瀬はこれを非難しようとしたら、ミネルヴァ不動産側から過去の嘘つきぶりを盾に反撃されてしまう。自業自得ということか。しかし、マンションは他人の資産であるのだから、事故物件サイトに嘘登録をして価値を下げさせることになるのは、さすがにだめだろ。というか、現実にもそういうことあるのか?
やはりこのドラマ、はちゃめちゃ設定のコメディなのにしっかり感ある
第1話から気になっていたが、祟りにより嘘がつけないとか、嘘をつこうとすると風が吹くとか、設定ははちゃめちゃなのに、しっかり作られている感がある。シリアス設定なのに安定感なくてはちゃめちゃなドラマが多い中、これは高い満足を与えてくれる。
正直に理論が組み合わさった2人
正直で過去有能だった永瀬と一橋大卒で宅地建物取引士の月下のタッグ。ドラマ的には無敵の予感しかしない。