因果はめぐる
人の世を治めるには、鬼にならねばならぬということを義時に分からせるために、頼朝が義高を討てと義時に言う。これ、源氏にとって要らんことををしちゃった感あるんだよなぁ。因果応報ということ。
正論を過ぎる義高
生かしていても遺恨は残り、頼朝を恨み続けるので、自分を殺せと政子に言う義高。さすが義仲の子ということか。しかし我が子を思う義仲の方が上手。義高が殺されないように巴御前に手紙を託した。手紙は巴御前を死なせないための役割という意味もある。頼朝側の人間の現行不一致さは当たり前のように散見されているが、義仲側の人間の発言でさえ文字通り取れない。
ギャグ担当の全成
偽鎌倉殿の役になるの面白すぎる。これ、お咎めなしなのだろうか。結構な重罪を犯しているように思えるが。貴重なギャグ担当だから制作側の意図として放置なのか。
この鎌倉で頼朝にたてついては生きていけない by 三浦義澄
このセリフは、何につながるのだろう。単発で消えるセリフなのかな。少なくともこれまで源氏より坂東の武者の立場を主張していた義澄にこれを言わせたのは、恩のあるはずの上総広常でさえ手にかけた頼朝の怖さを見たからなのだろう。