上京まもなく丸6年。職場の矢作とも雑談を交わせるほどに馴染んできたということだが、先週のシェフ代行騒動が、あの結末で全て解決と言われても困るのだよなぁ。
今週?のミッションは、恋愛?
恋愛かぁ…暢子と和彦が禁断の恋に落ちるのか?しかし、和彦と愛はともかく、智と暢子の方は、合意した恋愛に至ってないから禁断ではないか。愛と和彦が婚約まで行って、和彦と暢子に何かあれば、婚約破棄騒動になるな。
マスコミ取材を受ける暢子
料理が恋人、結婚願望は全くないと言わせることと、仕事が順調なことを表現する取材シーンかな。
大城オーナーと二ツ橋料理長が微笑んで取材を受ける暢子を眺めているということは、ある程度独り立ちした料理人になったということか。
暢子以外も東京組は、全員仕事は順調
智もまもなく独立し社長になるのか。このドラマ、その後克服する含みのエピソード以外では失敗することはないのかな。あ、例外は賢秀。しかしこの人は最後の最後にビッグなことするらしいから。
博夫に対して冷たい良子
まだ博夫に変われとしか言わない良子。自分が変わる気はなし。これは恐怖でしかない。職場でも同僚に文句言ったり、児童を冷たい顔で廊下に立たせたり、ギスギスしたシーンしか描かれず、公私ともに笑顔はない。比嘉の家でも、先週は晴海がいなかったり、今週は歌子が離れたところで面倒を見ていたりと、良子が晴海の世話をするシーンが無い。良子は復職して何をしたかったのか?ってなるような描写を重ねている。
しかし、石川家は、博夫が言う通りなら、妻良子の実家で妻子が暮らして、博夫が一人暮らししている状況を許すとは思えないのだが、何で未だに細々と博夫と本家は交渉しているのだろう。しかも、既成事実として良子は復職してしまっているのに。
しかしこれが比嘉家なのよ。誰が何と言おうと、悲しもうが怒ろうが、やりたいと思ったら行動しちゃうのよ。頭が硬いだけの義理の祖父では制御できっこないのよ。借金に次ぐ借金や、他人の金を持っていくことを何とも思わない人たちなのだから。
化粧品営業 多田直美
詐欺師とまでは言えないが、押し売り的な商法に対し、綺麗に引っかかって見せる賢秀。多田は、どことなく我那覇のテイストを感じる。相変わらずと言うか、賢秀に対しては、このままこんな調子で描くのかな。
これ、寅さんモチーフというかオマージュなのだろうが、何かもう十分な感じ。そもそも寅さん映画が作られた時と現代は時代も違うし、寅さんと違ってダークテイストなので、笑えない。
自分は愛と付き合いながら、智の暢子に対する恋心に気づかない和彦
暢子といい和彦といい、これが奥手の表現か…うーん、奥手すぎるだろ。いくら何でもその歳で、気づかないということはないだろう。
時は流れること
オープニング曲前に暢子が書く手紙の文面の形で次のように言う。
この幸せがいつまでも続けば良いのにと思っています
そして、『あまゆ』前の路地で暢子が愛に同じことを言った際、愛が次のように言う。
望んでも、望まなくても、変化は突然やってくるものだから
これは、いまの状況が、嵐の前の静けさということかな。
愛と和彦は、愛の両親公認
それどころか、親の方が結婚話を進めようとさえしてくる。それを立ち聞きして、暢子は驚いているのだが、その驚きはどこに対してなのだろうか。
設定が1978年4月で、ジューンブライドの話が出ていることから、愛の両親は、2ヶ月弱で結婚しろと言っているのか。当時としてもこれは早いのではないか?
突然の変化
そんな言葉をドラマ中で言っているが、よりによってこれまで一度も来たことのない愛の両親が『フォンターナ』に来て、愛と和彦に結婚を急かすシーンに暢子が立ち会うなど、突然の変化すぎる。ありえん。
これまで暢子の周りで恋愛関係の話が全く進んでおらず、今になって変化が突然やってきた理由…それは、単に制作側が毎週1つのミッションを解決していくタイプのドラマづくりをしていたからというだけの話。今週は恋愛関係の話で行くと決めたから、突然になっただけ。それであるのに、暢子に今のままが良いとフラグ的に言わせるのは、ちょっとずるい。
『あまゆ』に帰宅して直ぐ信彦たちのいるテーブルに座る暢子
『あまゆ』では手伝い役なのではないのか?何で普通に客として座っちゃうの。上京して6年経過しているとのことなので、もうちゃんとした下宿代を払っているのかな。